英語で自己紹介をするときや海外就職するときの履歴書に書く時に保育士なら一度は使う
意外と間違える人が多いのですが英語で何と言うでしょう?
結論から言うと、アメリカやカナダでは【Nursery】とは言いません!
イギリスでは保育園のことを【Day Nursery】と呼ぶようですが
一般的にアメリカ英語では保育園【Daycare】・幼稚園【Preschool】を使います。
ところが辞書で保育園と調べてみると?
英和辞典のWeblio
【Nursery】書いてありました!
ネットで検索しても、ほとんどが【Nursery】や【Nursery school】という単語が使われていました。
ということは、私たち日本人は学校でアメリカ英語の発音で習うのに、辞書の単語はイギリス英語?うーーーん
日本人は義務教育で英語を習うのに、実際の現場で使えないと言われる所以は、こういったところにも原因があるのかもしれません。
それはさておき、私はカナダの保育士なので今回はカナダやアメリカで使われる保育関連の単語について紹介しますね。
色々あってややこしいんだけど・・・という方、一つずつ見ていきましょう。
7:30-8:00am開園〜5:30-6:00pm閉園のところが多く、働く親が子供を預ける日本でいう保育園です。
乳幼児〜5歳児までが通います。縦割り保育(異年齢保育・混合保育士)のところがほとんどです。
教会、コミュニティーセンターや専用の保育施設のほかに、家のベースメントを使ってその家に住んでいる先生が少人数の子供のお世話をする保育園【Family Daycare】もあります。
9:00am-12:00pm
1:00pm-4:00pm
など午前と午後に分かれており、2時間〜4時間と短時間でお昼寝時間がありません。
”School”という単語が使われていることからもわかるようにアクティビティー中心で、家で子供の面倒を見ている親やナニーが教育の一環として連れてきます。日本の幼稚園にあたるのがこれです。3〜5歳児が通うところが多く、横割り保育のところがほとんどです。
教会、コミュニティーセンターの中や【Daycare】の中で【Preschool】の時間を設けているというところもあります。
【Kindergarten】については日本語にあたる言葉が見つからないのですが
小学校の一部で日本で言うところの年長さんの年齢の子が通います。
つまりカナダでは1年早く小学校に通うというイメージです。【Kindergarten】-【Grade1,2,3…】と進みます。
あとでまた説明しますが、【Kindergarten】の先生は4年制大学でbachelor’s degreeを取ることや州の定める小学校教員免許のようなものが必要で、保育士免許とは異なります。
カナダで保育士を目指す方の履歴書を見ると、【Kindergarten teacher】や【Nursery teacher】という単語が使われているのを多く見かけます。
特に気をつけて欲しいのは先ほど書いたように、【Kindergarten teacher】!
これは保育士とは別物になってしまいます。間違って履歴書に書かないようにしましょう!
次に【Nursery teacher】。
意味は伝わるのですが・・・カナダで就職する際の保育士の履歴書に書く場合は
の方がベターです。
いかがでしたか?今回は私が保育士として働くカナダで使われている保育関連の英単語をご紹介しました。
同じ意味でも使う単語が違う場合があるというのは非ネイティブ泣かせですよね・・
また教育システムの違いからも「この単語にはこれ」と当てはめにくいのも混乱する要因の一つですね。
円滑なコミュニケーションのためにも自然な英語で書かれた履歴書で就職先を決めたいものです。
最後に、履歴書は就職をするときに大事な要素のひとつ。英文履歴書になると不安なことも多いと思います。
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