皆さんこんにちは、カナダの大学で保育を勉強しているmayです。
実習中困ったのが、保育園で子どもたちや先生が当たり前に使う単語を知らないことが多かったということ。例えば日本語でも、”マンマ”というのは赤ちゃん言葉で”ごはん”のことだというのは一般的ですが、”マンマ”という単語自体は学校で教わったりしないし、日本語がしゃべれる外国人の方でも知らない人が多かったりしますよね。
というわけで今日は保育士として、または子どもたちがよく使う英単語のうち、学校では教えてくれないような英単語やフレーズをご紹介していきたいと思います!
子供用のつなぎのようになっている雨具のこと。私の行っていた保育園は雨の日もよっぼどの悪天候でない限り、子どもたちは外で遊ぶことになるので、園から親御さんにMuddy Buddyを用意するようにお願いをしています。4,5歳の子供になるとレインジャケットとレインパンツの子どもたちも多いですが、それより小さい子たちは濡れないようにMuddy buddyのことが多いです。長靴はRain bootsですが、略してBootsと呼ぶことのほうが多かったです。
お昼寝または休憩するための簡易用ベッドのこと。Cotの上にはシーツがひいてあり、枕やブランケットなども使ってお昼寝。私の行っていたデイケアが使っていたのは下がメッシュになっていたCotで、消毒スプレーなどで除菌でき、衛生的でした。
毎日のように使う単語。「カビー」と発音するのですが、子どもたちの私物を置くロッカーのこと。”Cubby room”でロッカールーム。上着や雨具などを置いておいたり、自宅から持ってきたおもちゃを入れておいたり、また服が汚れたり濡れたりした時用の着替えを置いておいたりします。
WaterもTableも簡単な単語なのに、ウォーターテーブルってどんなテーブル??とさっぱり想像がつかなかった私。要約すると、「水遊びができるテーブル」です。テーブルの天板が大きな容器のようになっていて、その中でプラスチックの魚のおもちゃなどで遊んだり、カップで水をすくったりして遊びます。特に小さい子どもたちに人気。
はい、やや想像がつくかもしれませんが、Watertableのlight版。「光遊びのできるテーブル」です。天板の中にライトが埋め込まれていて、スイッチをつけると天板自体が光るので、カラーセロファンを重ねて色が変わる様子を観察したり、透明なブロックを使って遊んだり。レントゲン写真を見るパネルがテーブルになったようなイメージ。
発音は「アウイー」。最初に聞いたのが、子供が自分の指を見せて“Owie-!”と言ってきたとき。何がアウイーなのか全くわからず、近くにいた同じ大学の実習生に聞いてみたところ、びっくりした顔をされて教えてくれました。「・・・痛いって意味だよ! “Ouch!”の幼児語・・!」とのこと。すごく恥ずかしい気持ちになりました。
発音は「ブーブー」。でも車ではありません。これは上記のOwieを教えてもらった時に一緒に教えてもらったのですが、これも痛いの意味。確かに腕指差して「ブーブー」って言ってる子いたな・・。
発音は「スースー」。ブーブーに似てますがこれは「おしゃぶり」の意味。お昼寝タイムの時に「スースー!」って言われて「??」となりましたが、おしゃぶりがほしいよってことだったようです。ちなみにSootherというのがもう少し一般的な単語で、それを赤ちゃん言葉にしたのがSoo sooという感じ。
子どもたちが外で遊んでいる時によく聞く単語。「Look!ローリーポーリー!」という感じで使われます。というのもこの単語、「だんごむし(のような虫)」の意味。確かに子供の時はだんごむしやアリなど見つけては遊んでた記憶があるのでよく聞くのも無理はない。ちなみにまるまると太っている人を指して”Roly poly”ともいいます。
前回の記事で少し触れたんですが、「みみず」のこと。これも外で遊んでる時によく子どもたちがみみずを見つけては”Worm!!”って喜んでいます。
「ぐずぐずする」の意味。例えば外に行く時に「外に出たくないー」とぐずってる子などに”Are you dilly dallying?” と使ったりします。
「おしゃべりな人」の意味。マシンガントークのようによくしゃべる子どもを指して”Chatter box..!” と先生が言っていました。
「じゃーん!」の意味。「タダ−!」と発音します。何かサプライズで出して「じゃじゃーん!見てこれ!」というような時に使われます。
「事故にあったの?」・・ではなく、「おもらししちゃったの?」の意味。ある意味、事故ですね・・(笑) 直接的に”Did you pee on your pants?”(peeはおしっこ、という意味の子供言葉)と言わずに、少し遠回しに言っているところが子供を尊重しているいいところな気がします。
「つま先立ちで抜き足差し足、静かに歩く」こと。例えばトイレに子どもたちを連れて行きたい時に、ちょっと遊び心を出して、”Shall we tippy toe to the washroom?”などというと、子どもたちは喜んでつま先歩きで向かったりします。
今回ご紹介した英単語やフレーズは、今まで習ったことのなかった、でも保育園でよく使われるものばかり。カナダで保育ボランティアをされる方、現地就職を目指している方などの参考になればなと思います!
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