日本では昔から子供たちが遊んでいますが、そもそも英語圏の子供たちも同じ遊びをしているのでしょうか?今回はそういう疑問に対して私の保育士経験を交えながら答えていきます。
結論から言うとこれらの遊び全て英語圏の子供たちも遊びます。さすがに”だるまさん”が出てくることはなく、ルールも少し違います。ルールの違いなども踏まえこれらの英単語を見ていきましょう!
ルールは日本のものと同じで一列に並んで、先頭の人から次の人へと順々にお題の言葉を伝えていくというシンプルなゲーム。人数が多ければ多いほど最後の人へ間違った言葉が伝わる確率が高いので盛り上がります。カナダではBroken Telephone, Telephone Gameという言い方が主流ですがChinese whispersと言ったりもするようです。
全く同じゲームというわけではないですが、だるまさんが転んだに似ている体を止める、動かすという動作を楽しむゲームにRed Light Green Light、よりだるまさんが転んだに近いルールの What time is it, Mr. Wolf?があります。
スタートとゴールが決まっていて、はじめ子供たちはスタートラインに一列に並びます。そこから先生などが”Green Light”と言うと子供たちは動いてゴールを目指します。”Red Light”と言わるとストップしなければならないのですが、この時に動いてしまうとスタートラインに戻らないといけません。色々なバリエーションがあり、”Yellow Light”でゆっくり膝立ちで歩くなどもあります。
一人がMr. Wolfになって、だるまさんが転んだと同じように目隠しして背中を向けて立ちます。少し離れたスタートラインにいる子供たちはMr. Wolfに”What time is it, Mr. Wolf?”と聞きます。Mr. Wolfは1時〜12時までの好きな時間を言います。
例)
子供たち ”What time is it, Mr. Wolf?”
Mr. Wolf ”5 o’clock”
子供たちは選ばれた数の歩数だけ前に進みます。(この場合は5歩)
だんだん近づいてきたのがわかるとMr. Wolfは時間を言う代わりに”LUNCH TIME!!!”と叫んでスタートラインまで逃げる子供達を追いかけて捕まえます。
捕まった子が次のMr. Wolfになります。
日本のフルーツバスケットのルールと同じです。子供の人数の椅子を用意して円になるように置く。音楽が鳴っているときは椅子の周りを歩き、音楽が止まると椅子に座る。一つずつ椅子を減らしていって座れなかった子は外に出るというルールです。
私が保育園で遊んでいたときは、座れなかった子が外に出るというルールではなく椅子は減っていくけど、いかに上手く詰めて座れるかというルールでやっていました。椅子をブランケットに替えて折り畳んでいくバージョンでもやっていました:)
いかがでしたか?昔ながらの子供の遊びは日本も海外も同じですね。
伝言ゲーム【Broken Telephone / Telephone Game】
だるまさんが転んだ【Red Light Green Light / What time is it, Mr. Wolf?】
フルーツバスケット【Musical Chairs】
海外で保育士をしていると、この日本の遊びは英語では何ていうんだろう?ということが多々ありました。保育士として働く中で「フルーツバスケットって英語っぽいのに、Musical Chairsと言わないと通じないのね・・・」「Mr. Wolfしよう!って言われたけど、何それ??」とわからないことだらけのスタートだったこと今回のブログを書きながらを思い出しました。
これから保育士を目指す方には是非覚えておいてほしい英単語であるとともに、簡単な英語で遊べるので、英語が苦手という日本の保育士さんにも英語圏の子供たちの遊びとして子供たちに紹介して欲しいなと思います。