今日は保育園で子どもたちと一緒にできるアクティビティを紹介します。
Early Childhood Education basicコースの科目のCurriculum Developmentにあたります。
このコースでは実際に保育園で働く際の様々なカリキュラムの組み方を学びます。今回はその中でもThematic approachという”テーマに沿ったカリキュラム”のアイデアを紹介していきたいと思います。子どもたちの興味に基づきテーマを決めてカリキュラムを組むことで、子どもたちはそのトピックについてより深い知識を得ることができます。授業中に実際にカリキュラムを考える課題もあるのですが、私自身英語での検索方法に慣れておらず苦戦したので(笑)、今後学校で学ぶ方の参考になればうれしいです。
例えばテーマを子どもたちにとって馴染みのあるFruits & Vegetableとします。このテーマをもとにArt,Math,Science,Movement,Health and Safety, Communication and Literacy, Social-Emotional Understandingなどの分野にフォーカスしながらカリキュラムを考えていきます。Fruits & Vegetableといってもアプローチの仕方は多様ですよね。子どもたちと一緒に果物や野菜を並べて仲間分けをしてみたり、どんな風に種から育つのかを学んだり、スナックタイムで栄養素のことについて話してみたり。カナダでは3-5歳が1つのクラスで過ごすマルチエイジの対応をする保育園も多いです。そのため、どの年齢の子も楽しめるよう難易度も簡単なものから少し挑戦し甲斐があるものまで用意すると良いでしょう。
今回は実際に保育園で使えるFruits & Vegetableをテーマにしたアクティビティ5選を紹介したいと思います。
Fruits & Vegetableをテーマにしたアクティビティ5選
名前通り、野菜や果物が沈むか浮くかを試すアクティビティです。これはサイエンスアクティビティでもあります。浮くか沈むかを子どもたちと予想しながら、果物や野菜の名前も覚えることができます。
子どもたちとのアクティビティで欠かせないのは歌と踊りですよね。この曲は歌の歌詞に沿ってバナナの形を身体で作ったり、皮をむいたり、スライスしたり。とってもシンプルでノリノリな曲調なのでサークルタイムのときなどにもおすすめです。
2人1組で遊べるアクティビティです。1枚ずつカードを引き、マス目にある果物と野菜を引き当てたらその場所にカードをおきます。一緒に付き添いながら、”これは何て名前?””この色は何?””これは野菜かな?”など質問をしながらやるとさらに子どもたちの知識が深まると思います。
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色によって果物と野菜を仲間分けするシンプルなアクティビティです。これはさんすうのアクティビティの一つでもあり、色の違いを認識する力を鍛えることもできます。
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野菜や果物を制作してみるのも指先の動きが鍛わったり、クリエイティブの力が発達しておすすめのアクティビティです。写真は紙皿に絵の具を使ってスイカを制作したものと、おりがみで果物を折ったものです。
以上Fruits & Vegetablesをテーマにしたアクティビティでした。子どもたちと関わっていると改めて子どもたちは正直で楽しいことには話すことも忘れて集中しますが、退屈になるとすぐに飽きて他事をしだすんだなと実感します(笑)。そのため子どもたちが興味をもちやすいテーマ、また遊びながら楽しめるアクティビティを考えるのは私たち保育士の力の見せどころなのかなと思います。私もまだまだ勉強中です。みなさんも子どもたちこんなアクティビティを楽しんでくれたよ!というのがあればぜひコメント欄で教えてくださいね。
他にもEarly Childhood Education basic コースでは様々なことを学ぶことができます。現役学生としてどんなことを学んでいるのかこれからも発信していきたいと思います。