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日本で保育士未経験ですが!!カナダの保育のいいところを書いてみます。-デイケアの施設環境編-

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皆さん、こんにちは。カナダ・バンクーバーで保育士1年目のTomokaです。さて、先月から調子こいて書いております「日本で保育士未経験なくせして!(更に言うならばカナダでもまだ保育士1年目なくせして!)カナダの保育のいいところや微妙にう~んなところを語ってやろうじゃないの!!」って言う、自分の立場を完全に無視した何とも偉そうなことをテーマにした(汗)記事をお届けしております。(皆さま、飽きずに読んでくださいね(๑´ڡ`๑)てへぺロ♡)

さて、今回は最終章のデイケア編その2の施設環境編をお届けいたします。

 

様々な種類の園がある

さて、今まで保育園のことをデイケアと言ってきました私ですが、ここで何故「園」と言い換えたのでしょうか?答えはこれから書いていく内容を読んでいただければわかります。日本のように幼稚園と保育園の2種類だけではなく、様々な形態の園があるからです。

  • Preschool (プリスクール)

こちらは日本で言う幼稚園にあたります。対象は3〜5歳児。保育時間が短くて、午前のクラスと午後のクラスと分かれています。つまり、午前と午後では子どものメンバーの変わります。

  • Daycare(デイケア)

こちらは日本の保育園のような感じですね。私がよく言ってるデイケアはこちらの施設のことを指しています。朝早めから夕方遅めまで子どもを預かることのできる施設で、だいたい7:30か8:00頃から5:30か6:00頃まで開いているところが多いです。保育士は主にシフト制で、早番だと7:30~15:30、遅番だと10:00~18:00など勤務時間が分かれていたりします。私は毎日ほぼ9:00前後~17:00前後のシフトです。

ちなみに、デイケア内でも自宅で少人数で見るデイケアをGroup Daycareと呼んでいたり、更に少人数だとFamily Daycareと呼んでいたりします。

 

おまけ:Kindergarten(キンダーガーデン)

日本語で幼稚園を意味するKindergartenは、新学期の始まり(こちらは9月が新学期)に5歳or その年内に5歳になる子どもが対象の就学前教育の小学校付属の施設です。日本語訳では幼稚園になりますけど、幼稚園ではないですね。Kindergartenは小学校の1部で義務教育になります。日本で言う小学校1年生がKindergartenにあたるでしょうか。

 

パートタイム保育!?

前回の記事でも書いたのですが、こちらはパートタイム保育もあったりします。月曜日~金曜日のうち、月・水・金はAちゃんで火・木はBくんが登園するとか、午前だけデイケアに登園するとか、フレキシブルな登園スタイルも対応しています。

 

施設の中身について

日本の保育園や幼稚園とカナダのデイケアの決定的な違いは、クラスルームに台所があるかないかだと思います。こちらのデイケアは台所があるところがほとんど。子どものスナックを用意したりするのは、栄養士さんとかいないので保育士の役目になります。ちなみに冷蔵庫も完備しているので、夏場のお弁当は冷蔵庫に保管したりします。日本のように保冷剤を入れてお弁当を持たせるということはありません。冷蔵庫があるというのは安心ですよね。お弁当の中身がいたんでしまうという心配がありませんから。また、電子レンジもありますので、お弁当は温めて食べるというのが当たり前になっています。お弁当を温めるのも私たち保育士がやっています。

あとは、クラスルーム、トイレ、ナップルーム(あるところと無いところがあります。無いところはクラスルームでお昼寝していました。)で、これは日本とあまり違いはないと思います。

 

ライセンシングオフィサーがやって来る

カナダBC州(だけではなくおそらく全ての州だと思いますが)全てのデイケアには「デイケアをやってもいいですよ」っていう許可証がないとデイケアを営むことはできません。その許可証はデイケアに保護者に見えるところに貼っています。これが保護者に示す安心と信頼の証みたいなもんだと思っています。そして、年に1回必ず、デイケアにはライセンシングオフィサーがやって来ます。ライセンシングオフィサーは必要な書類や施設・備品、保健衛生チェックをしにやってきます。これが新米の私にはちょっと緊張するわけです。だって、これら全て英語で話すわけですからね。まぁ、今のところ私がいる時間帯に来られたことはないのですが。あ~、ドキドキ。。。

 

番外編:フランチャイズのデイケアがある

どうでもいいかもしれませんが(笑)、こちらではフランチャイズのデイケアがあります。フランチャイズと言えば日本ではレストランのイメージが強いのですが、カナダではデイケアでもフランチャイズがあるんですね。kids&companycefawillowbraechildcareがそうですね。

 

まとめ

以上、先月から保育士の環境・子どもの環境・デイケアの環境(教育方針編・施設環境編)と3つのカテゴリーに分けて書かせていただきました。日本と違うカナダの保育のいいところや中にはちょっと微妙なところまでたくさん書かせていただきました。カナダの保育もいいところばかりではなく、まだまだ向上できる部分はいっぱいあると思います。これから保育士としてがんばっていく私もそうですが、これから保育士を目指される日本人保育士の卵さんもどんどんカナダに来てくれたら、もっともっといい化学反応が起こるんじゃないかと勝手にワクワクしています。その為に、これからもホイクペディアに色々な記事を書いて、皆さんと繋がれたらとても嬉しいです。これからも楽しみに読みに来てくださいね。

 

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この記事を書いた人
日本では小学校教諭8年。ずっと子どもたちと関わる仕事をしています。COSカナダ留学サポートデスクとの出会いはホイクペディアで活躍している海外保育士さんのブログがきっかけ。持ち前の決断力と行動力で小学校教諭を退職してからの30代でバンクーバーに留学。保育士免許書き換えと現地のカレッジ履修を通してBC州の保育士免許を取得。ホイクペディアの他自身のサイト「カナダで保育士奮闘中」も運営中。
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