日本で保育士未経験ですが!!カナダの保育のいいところを書いてみます。-子どもの環境編-

Tomoka

この記事を書いた人 Tomoka
2018.05.06

【告知】

Now Loading...


皆さん、こんにちは。カナダ・バンクーバーで保育士1年目のTomokaです。さて、前回から書いております「日本で保育士未経験なくせして!(更に言うならばカナダでもまだ保育士1年目なくせして!)カナダの保育のいいところや微妙にう~んなところを語ってやろうじゃないの!!」って言う、自分の立場を完全に無視した何とも偉そうなことをテーマにした(汗)記事をお届けしております。

今回は子どもの環境編と題して、日本と比べたカナダの保育のいいところや微妙なところをお届けいたします。

 

カナダBC州のデイケアにおける子どもの環境のいいところ

子どもの人数が少なく縦割りクラス

前回の記事でもお話いたしましたが、日本の保育士:子どもの割合と、カナダBC州の保育士:子どもの割合は全然違います。

<日本> *保育士:子ども

0歳児  1:3

1・2歳児 1:6

3歳児  1:20

4・5歳児 1:30

 

<BC州>

0~2歳児  1:4

3~5歳児  1:8

 

ご覧の通り、カナダBC州の保育士配置の割合は保育士の立場からすると素晴らしいです!子ども一人ひとりにしっかりと目をかけてあげられるので、子どもたち自身も私たち保育士と密に関わることができるわけです。

また、カナダBC州は0~2歳児で1クラス、3~5歳児で1クラスです。1クラスに月齢や年齢がバラバラな子どもたちがいるわけです。こちらに関してはメリットデメリットがあるかもしれませんが、私個人の意見としては大いにアリだと思います。彼らを見ていたら、年上のお兄さんお姉さんが年下の子どもたちのヘルプをしていることがよくあります。また、年下の子どもたちは、私たち保育士だけでなく年上のお兄さんお姉さんに気軽にヘルプをお願いしている姿をよく見かけます。日本で小学校教諭をしていた時は年に何回か休み時間を使って異年齢交流をしていましたが、これが普段から自然にできる環境って個人的には素晴らしいと思います。

ただ、同じ年齢ばかりが集まっているわけではないので、発達年齢に応じた絵本やアクティビティを考えるのは月齢や年齢がバラバラ過ぎてちょっと大変です。あとは、毎年同じアクティビティがやりにくいということ。3歳からデイケアに通っている子からすると、毎年同じアクティビティをやるのはちょっと微妙だったりしますものね。これまた新たにアクティビティを考えるのが大変。

 

これが基準というものが存在しない

こちらに来て良い意味でカルチャーショックだったのが、規則というものが存在しないこと。食べ物に関してはアレルギーの子どももいたりするので制限はあります。8年もの間小学校教師をしていた私は、校則のことはちゃんと理解していましたし、それらがなぜ禁止なのかも理解していました。しかし、中には???ってクエスチョンマークで頭がいっぱいになるような校則が日本全国の学校にあるのも確かです。

それがこちらに来てみますと、ピアスを両耳に付けているお子さんはいるし、ちょっとカラーを入れているお子さんだっているし、ガンガンにタトゥーを入れているご両親や保育士さんだっているわけです。こちらではこれが普通。見た目で判断することはありません。子どもたちだってガンガンにタトゥーが入った大人を見て怖がる様子なんてありません。そう、これが基準というものがありません。私個人的に、これがカナダの保育…というか社会全体の最もいいところだと思っています。ありのままの自分を受け入れてもらえている気がするんですよね。

 

家族との時間がとにかく大事

これはカナダのデイケアがどうとかではなく、カナダの考え方の違いです。こちらでも結婚して子どもができてもその後別居したり離婚したりという話はあります。ただ、ここで日本と違ってくるのは「両親が別れても必ず子どもにはお父さんとお母さんと過ごす時間を与えていること」。日本の場合、離婚したらどちらかの親についていって、その後はついていかなかった親にはなかなか会えないケースが多いと思います。しかし、カナダの場合は毎週何日かはお父さんと過ごす日やお母さんと過ごす日を設けている家庭が多いです。まぁ、中には日本と同じケースの家庭もあるかもしれませんが。こちらに来て、離婚しても子どもの面倒を共に見ている家庭を何組か見ているので、それは子どもにとってはいいだろうな、と思います。一番は離婚しないことなんですけどね。

異文化であり多文化

私のような日本人の保育士がいるということは他の国から来た保育士もいるということは想像できるのではないでしょうか。想像通り、とにかく多種多様な人種がデイケア内でも見られます。物心ついた時からインターナショナル!肌の色、髪の色、目の色、第一言語が全然違う子どもたちや保育士が一つの空間に集まっています。つまり、「みんなが違う」ということが自然に学べる環境であるということです。話す言語も基本デイケア内では英語ですが、中国人の子どもやフランス人の子どもなんかもデイケアにはいたりして、彼らは家では中国語だったりフランス語だったりするんです。けれど、デイケア内では英語。彼らも言語を学んでるんですよね。これって日本にはないかなり特殊な環境ではないでしょうか。

Show & Tellというプレゼンテーションがある

人前で話す訓練であるShow & Tellというものがあります。これは、少人数だから実現しやすいとも思います。このように、小さい頃から人前で話す訓練をしていたら、堂々と自分の意見が言えますね。

関連記事はこちら↓

 

あえて言おう!これが私的にカナダの保育の微妙なところ

さすが北米!といったところでしょうか。日本の保育園のように、栄養素を細かく考えて作られた給食がありません!(あぁ、日本の小学校の給食が懐かしい…。)保育士含めてみんなそれぞれ自宅からお弁当を持参します。

が、これがですね、日本の家庭でよく作られている栄養素を考えられたお弁当ではありません。もちろんキャラ弁なんてものはなく、お弁当箱もそこまで凝っていません。中にはディズニーなんかの可愛いコンテナーに具を入れて持ってきている子どもももちろんいます。中の具と言えば、家庭によりますが毎日マカロニチーズだったり…(笑)。私、家庭科がとても得意だったので頭の中で五大栄養素の図を思い浮かべたりすると…うん、、、栄養バランスがね…。フルーツとか野菜とかが日本に比べて圧倒的に少ないです。野菜も調理されているものよりも切って入れただけの方が多いです。

しかし、かと言って彼らが別にネグレクトをしているわけでは決してありません。彼らの子どもたちへの愛情はめちゃくちゃ深いです。ただ、栄養バランスについてほとんど考えられていないだけ…。保育士としては、それも栄養バランスを考えられた給食で育ってきた日本人の私としては、もう少しなんとかならないのかなーって思うのですが、これが文化の違いなんでしょうね…。

まとめ

日本の給食制度は本当に素晴らしいですね!!栄養バランス、味、彩り、どれをとっても素晴らしい!!また日本の保護者の皆さんのお弁当作りの技術が凄い!こちらもいっぱい食材はあるので何でもできるのですが、質より手軽さや量の方を重視されていると思います。

あとは、カナダと日本の保育が子どもにとっても全然違うのが今回記事を書いてみて、改めて感じました。よくよく思い出したら最初にデイケアに行った時にもの凄いインターナショナルなことに衝撃を受けました。こういう経験を幼い頃からしていたら視野が広がるだろうなって思います。

関連ページ

この記事を書いた人

Tomoka

日本では小学校教諭8年。ずっと子どもたちと関わる仕事をしています。COSカナダ留学サポートデスクとの出会いはホイクペディアで活躍している海外保育士さんのブログがきっかけ。持ち前の決断力と行動力で小学校教諭を退職してからの30代でバンクーバーに留学。保育士免許書き換えと現地のカレッジ履修を通してBC州の保育士免許を取得。ホイクペディアの他自身のサイト「カナダで保育士奮闘中」http://canadadehoikushi.com/も運営中。


ホイクペディアからの告知です

コメントを残す