日本で保育士未経験ですが!!カナダの保育のいいところを書いてみます。-保育士の環境編-

Tomoka

この記事を書いた人 Tomoka
2018.04.22

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皆さん、こんにちは。カナダ・バンクーバーで保育士1年目のTomokaです。さて、今回はですね、「日本で保育士未経験なくせして!(更に言うならばカナダでもまだ保育士1年目なくせして!)カナダの保育のいいところや微妙にう~んなところもあれば語ってやろうじゃないの!!」って言う、自分の立場を完全に無視した何とも偉そうなことをテーマに(汗)、保育士の環境子どもの環境デイケアの環境3つのカテゴリーに分けて、記事を書いていこうと思います。そして、その記念すべき第一回目のテーマはズバリ―保育士の環境編―

 

カナダBC州のデイケアにおける保育士の環境のいいところ

資格について
日本の場合

幼稚園教諭:3~5歳(でした?)が担当できる。

保育士:0~5歳が担当できる。

幼稚園教諭、保育士共に最短2年で取れる。4年でじっくり学ぶか最短最速2年で資格を取るか選べる。確か保育士資格に関しては、保育士試験でも資格が取れましたよね?

カナダBC州の場合

大きく分けて資格は4つ。

ECEA:Early Childhood Educator Assistant。ECEのアシスタント。一人で子どもを見ることはできないけれど、最短3か月で資格が取れ、ECEAとしてアルバイトも可。実習は必要なし。

ECE:Early Childhood Educator。保育関係の要となる資格。この資格があれば、3~5歳クラス担当なら子ども8人を一人で見ることができる。1年で取得可。

IT:Infant&Toddler。0~2歳児クラスが担当できる。ECEを取得した後に半年の通学で資格が取れるが、500時間の現場経験が必要なので、学生の時からボランティアやアルバイトで、500時間を稼ぐ人が多い。

SP:Spesial Needs。特別支援教諭資格。ちなみに、こちらは特別支援学級なるものがありません。こちらもITと同じくECEを取得した後に半年の通学で資格が取れるが、500時間の現場経験が必要。

 

その他に、カナダBC州の場合は他国の保育士・幼稚園教諭免許の書き換えを行っているので、免許を書き換えて保育士をされている人もいます。これは日本にない制度で、移民に寛大なカナダだからこそできる制度だと思います。

 

保育士1人がみる子どもの人数が圧倒的に少ない

ここで、日本の保育士と子どもの割合、カナダBC州の保育士と子どもの割合を見てみましょう!

<日本> *保育士:子ども

0歳児  1:3

1・2歳児 1:6

3歳児  1:20

4・5歳児 1:30

 

<BC州>

0~2歳児  1:4

3~5歳児  1:8

 

ご覧の通り、保育士と子どもの配置の割合は保育士の立場から素晴らしいものですよね。0歳児に関してだけ言えば日本の方が一人少ないので良いのですが、1歳児以降は圧倒的にBC州の比率の方が素晴らしい。なので、子ども一人ひとりに余裕をもって関わることができますね。

一方、日本は保育士と子どもとの割合が高いってわけですね…泣。日本で保育士未経験でありカナダでも保育士1年目と言う超新米の私からしても、この割合は大変だと思います。だって、私1人で3~5歳の子ども8人をみる時だって大変!って思うことがいっぱいありますから。日本の保育士、幼稚園の先生の環境が少しでも改善されることを願っています。

残業がほぼ無い

フルタイムだと日本と同じで平均7~ 8時間。日本とカナダBC州とが決定的に違うのは、カナダBC州の保育士はシフトの時間通りに上がることができるということ。日本で保育士未経験ではありますが、実習はけっこう長い間行っていたので、その部分だけでわかるのは、日本の保育士さんは勤務時間が終わったからと言って帰れないことが多いということ。また、勤務時間終了と同時に帰れたとしても持ち帰り仕事がたくさんあること。日本の勤務時間内は子どもを保育している為、書類などの事務作業や、行事や設定保育の準備は勤務時間外にされていること。これは、1人の保育士さんがみる子どもの人数がカナダBC州に比べて圧倒的に多いこと、書類が多いこと、保護者が園に求めるものが多いことが原因なのかなと思います。これに関しては、日本の小学校教諭と同じ感じだと思います。カナダBC州は書類がありません。毎月の出席用紙の用意とアクティビティ案、新しい子が入ってきた時のその子どもの情報、あとは引継ぎ事項くらいで、日本のように保育日誌的なものもありません。

給料

日本は月給制で手取り20万前後ですかね?月給制でボーナスもあるところはもう少し上乗せされる感じですかね。ただ、ここでカナダBC州と違うのは、残業代が出るかどうか、ということ。日本の保育士や幼稚園の先生、勤務時間外で働いた分のお給料は出ていらっしゃるのでしょうか。ちなみに、小学校教諭は出ていませんでした。調整額4%が毎月上乗せされていて、これがいわゆる残業代になるのですが。4%でフォローできていないのが現状でした。おそらく、日本の保育士や幼稚園の先生にも残業代は出ないと勝手に推測しています。

 

ちなみに、カナダBC州では主に時給制になります。

  • ECEA $13~14
  • ECE   $14~20
  • IT     $17~22

 

ピンキリですが、おそらくこんな感じのお給料になります。ボーナスはありませんが、残業した場合はover workとして時給の1.5倍のお給料が支払われます。

比較すると平均的な給料は日本もカナダも変わらないと思いますが、リアルな勤務時間を換算すると日本の方が低いと思います。ただ、ボーナスがあるのは大きいですよね。その分働いていると思いますが。もし日本が勤務時間でしっかり帰れた上にボーナスがあったら、お給料に関しては日本の方がいいかもしれないですね。

休み

カナダBC州は日本と同じように日曜日と祝日は休みです。そして、土曜日もお休みです!日本はほとんどの園で土曜保育がありますよね。また、日本の保育園は行事が多く、日曜日も行事の為に開いていることも年に何日かありますよね。カナダBC州は、行事の為に日曜日を開けるということはありません。週末は家族で過ごすのがモットーの外国スタイル。私たち保育士も週末は完全にお休みです。また、有給制度がきちんとしていて、有給がきちんと取れたり、取れなかった場合は有給をお給料で支払ってくれます。

まとめ

日本で保育士未経験なくせにたくさん色々書きましたが、比べるとこんな感じになると思います。日本の保育士や幼稚園の先生の努力の賜物ですが、日本の園で行われているたくさんの行事はこちらのデイケアではありません。普段から使われているエプロンシアターやパネルシアターといった教材もこちらではありません。フェルトストーリーなど比較的簡単にできるものがよく使われています。改めて日本の保育士、幼稚園の先生のクオリティは凄いと思いました。なので、そのような経験を活かしてこちらで保育士されている元日本の保育士、幼稚園の先生もいると思います。私も今回採用してもらった要因の一つがそれだと思います。手先が器用だとよく言われましたので。

英語はもちろんめちゃくちゃ大事ですが、このように日本人保育士や幼稚園の先生特有の特技を活かしてカナダで保育士してみるのもいいかもしれませんね。

 

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Tomoka

日本では小学校教諭8年。ずっと子どもたちと関わる仕事をしています。COSカナダ留学サポートデスクとの出会いはホイクペディアで活躍している海外保育士さんのブログがきっかけ。持ち前の決断力と行動力で小学校教諭を退職してからの30代でバンクーバーに留学。保育士免許書き換えと現地のカレッジ履修を通してBC州の保育士免許を取得。ホイクペディアの他自身のサイト「カナダで保育士奮闘中」http://canadadehoikushi.com/も運営中。


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