さて、今日は子どもたちと行う定番の科学実験に一ひねりを加えたアクティビティをご紹介!
Volcano(火山) の実験はこちらの幼稚園、保育所では定番中の定番の科学実験。食紅、お酢、ベイキングソーダを使用するとっても簡単な噴火実験なんですが、この実験ってどちらかというと先生主導で進むことが多かったりします。
特にちっちゃい子どもたちとこの実験を行う場合、噴火させるためのお酢の分量の調節がちょっと難しかったりするので先生がやってあげるか、先生が子供の手をとってやってあげることが多いんです。こんな風に先生主導のアクティビティはteacher-directed activityと呼ばれ、カナダでは極力避けるように言われています。
ちなみにこちらが火山噴火の実験写真。先生主導でもこれだけ噴火すると大盛り上がりで子供は楽しんでくれるからいいんですが、噴火が終わっちゃうとみんな興味を失ってすぐどっかに行っちゃうし、アクティビティに持久力がないというかなんというか…。
そこで今回はこの実験に一ひねりを加えて子供主導のhands on activityに変化させました!
用意するものは
の以上です!
作り方は
1. まずトレイにベイキングソーダを広げます。
2. お酢に3原色のフードカラーをまぜて3つの色付きのお酢を作ります。
3. 筆又はスポイトを使ってお酢をベイキングソーダに落として何が起こるか観察!
以上!とっても簡単!実験の工程は火山の実験と一緒ですが、どんなことが起こるかがちょっと違うかな?色の変化とベイキングソーダとお酢が起こす化学反応が同時に楽しめるようになっています☆ ちょっと写真じゃわかりにくいですが、泡がブクブク出てるのわかるかなー?
このアクティビティ、原理は火山噴火の実験と一緒でも子供の好奇心を刺激する持久力がすごい!そして、子供主導のアクティビティだから、子どもたちが満足するまでずーっとこのアクティビティステーションで実験を行えるのがこのhands on activityのいいところ☆この写真の彼らは小学生だったんですが、ここで30分以上ずーっと色の変化や泡の発生に興奮しっぱなしでとっても楽しんでくれました☆
こんな風に定番実験に一ひねりを加えて新しい物にするのって難しいですが、保育現場ではとっても役立ちます☆皆さんもぜひ試してみてください!では、今日はこのへんで!