カナダのカレッジに通って保育士を目指しているSachikoです。カナダに来てから秋という季節が大好きになりました。ダウンタウンから少し離れるだけで、住宅街を歩いているだけでも紅葉した木々の並木道を歩くことができます。自然が本当に綺麗です。Thanks giving dayやHalloweenなどイベントも多いです。家の前を様々なHalloween仕様に装飾している様子も見て歩くのもとても楽しいです。
Halloweenは日本にいるときは全く興味なかったのですが、こちらでは子どもたち”Trick or Treat!”と言いながら家々を回ると聞いて、なんて楽しいイベントなんだと大人の私が心躍りました(笑)。(今年はコロナの影響で私の実習先の保育園では中止で、残念。でも来年は子どもたちとできるといいな!)そんな中、せっかくカナダにいるのだから保育園でぜひやってみたかったことの一つに“Jack-o-Lantern作り”があります。そうです、あのかぼちゃを彫るやつですね!
3-5歳に彫る作業はまだ難しいですが、かぼちゃを使って様々なアクティビティができるので紹介していきたいと思います。
まずこのオレンジ色の大きなかぼちゃ。高いんだろうな~と思っていたらなんと一つ約400円くらいで購入できます。ちなみに日本で保育士をしてた友達は花屋で予約が必要で約4,000円で購入してたと言っていました。やはりHalloweenが盛んな北米では需要が高いのか、スーパーでは山積みになって売られています。家の前にこのかぼちゃを飾っている家庭も多くて、私は見てほっこりした気分になっています。このかぼちゃを使って子どもたちとアクテビティを楽しむことができます。
黒のシール(私は無かったので画用紙を使いました)を目・口・眉など顔のパーツに切り抜きます。それらを張って顔の表情をつくる遊びができます。どんな顔が笑っている顔か悲しい顔か怒っている顔か、子どもたちに聞いてみたり一緒にその顔をやってみたり。子どもたちに実際にシールを張ってもらい”Happy face” “Sad face” “Angry face”を作ってもらうこともできます。
触覚を研ぎ澄ます遊びもできます。まずはこの大きなかぼちゃ一つ約2-3キロあります。3-5歳の子どもたちにとっては抱えてもつのも結構大変なくらいの大きさです。一人ずつまずもって重さを感じてもらいます。子どもから”かぼちゃの中には何が入っているの?”と質問され、”何が入ってると思う?一緒に開けてみようか!”となりました。開けてみると果肉と種が沢山入っています。
この中身をスプーンを使ったり、手を使って子どもたちと一緒に取り出しました。
かぼちゃの種の数を数えることはさんすうの一つになりますね。Play baseの保育園では4歳くらいの子でも数を数えるのが苦手な子もいるので、遊びの中にさんすうを取り入れることができるのでおすすめです。
まずはかぼちゃに顔をマジックで描いていきます。そしてJack-o-Lantern作りには専用のキットもあるのですがこちらをつかって、ふたになる部分をくり抜きます。そして中の果肉と種を取り出します。描いた線に沿いかぼちゃをくり抜いていきます。固いのかな?と思ったら意外とサクサク彫ることができました。
くり抜いたあとはこんな感じです!
完成したJack-o-Lanternの中にキャンドルを入れても雰囲気があって素敵なんです!(伝わりますかね?動画でお見せしたい、、、笑)
今回は私の個人的な夢をカナダで叶えたお話でしたが(笑)、現地の文化に触れることができるのは留学でも大きな魅力の一つだと思います。(個人的にはあとアップルパイとパンプキンパイを作りたいなと企んでいます。)また保育士は子どもたちと自分の感動を共有できるのも魅力ですよね。私から見た子どもたちに人気な先生って遊び上手なんですよね。先生自身も色々なことに興味をもってわくわくしている。子どもたちもその先生と一緒にいると楽しいから遊びに夢中になる。私もそんな先生になりたいなと思って日々勉強しています。
保育カレッジのEarly Childhood Education basic コースを通して様々な分野を学んでいます。現役学生としてどんなことを学んでいるのかこれからも発信していきたいと思います。