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【IELTS対策】IELTS(アイエルツ)のスコアの見方について

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こんにちは。カナダで保育士をしながら、IELTS勉強中のTomokaです。

本日もIELTS情報をシェアすべく記事を書いております。今のところ基本の情報しか書いておりませんが、今日も基本の情報です。というのも、私は「IELTS?何それ?おいしいの?」状態から入ったIELTS超初心者。カナダに移住したいと思っておきながら、カナダに移住するのにIELTSまたはCELPIP(※CELPIPについても今後記事を書くつもりです。)という試験を受けてスコアを取らなければならないということを、カナダに来てから知ったっていう、、、。

こういう人を増やしたくないっていう思いもあって、基本の情報から書いていっている思いであります。ちなみにIELTSについてのブログはいっぱいあります。このホイクペディアはカナダの保育士情報で溢れています。当然、カナダでの保育士を目指している読者さんたちがいっぱいいるわけで、その中でカナダの永住権を取得したいと考える読者さんも当然いるわけでして、そこでカナダの保育士情報だけでなく、永住権に関する情報もこちらでシェアしていれば、一石二鳥っていうわけですよね。

というわけで、本日はスコアの見方について書いていきます。

IELTSのバンドスコアの概要

はっきり言いまして、私はスコアの見方すら知りませんでした(爆)。

IELTSのテスト結果は、1.0から9.0までの0.5刻みのバンドスコアで示されます。英検みたいに合格・不合格はありません。この辺はスコアの表し方は違えどTOEIC同じですね。成績証明書には、Listening、Reading、Writing、Speakingの各パートごとの英語力がバンドスコアで示されるほかに、総合評価としてオーバーオール・バンドスコアが表示されます。

IELTSの成績証明書は、試験日から13日目に発行され、オンラインでの申し込みの場合は最短で13日後に試験結果がマイページで見られます。このスコアには有効期限があって、試験日から2年間です。成績証明書に記載されている発行日から30日以内であれば、IELTSの認定機関として登録された教育機関や移民局宛に5通まで無料で発行ができます。ちなみに、6通目以降、または試験日より1か月以上経っている場合は、1通につき手数料(約$11)がかかってきます。

IELTSのオーバーオール・バンドスコアの見方

留学や海外移住を目指してIELTSを受験する場合に、総合スコアであるオーバーオールのみの最低点数が求められている場合、例えばオーバーオール6.5以上って入学条件や移住条件に書いていれば、オーバーオールだけ決められているので、得意なセクションを伸ばしていく、とどうにかなります(笑)。つまり、苦手なセクションはスコアが低くても、得意なセクションさえ高得点であれば、可能性はあります。

  • オーバーオール6.5以上という入学条件、移住条件の場合

リスニング : 6.0
リーディング : 7.5
ライティング : 5.5
スピーキング : 6.0

だとすると、オーバーオールが6.5になります。リーディング以外のセクションが6.5に届かなくても、オーバーオールは6.5になるので、条件クリアです。

しかし、ネックになるのは総合スコアであるオーバーオールのスコアと各セクションのスコアに条件がある場合。さらに、大学や移民局ではオーバーオールの最低点とともに各セクションの最低点が定められているケースがあるんです。

  • オーバーオール6.5 ただし各セクションとも6.0以上であること

この場合で、

リスニング : 6.0
リーディング : 7.5
ライティング : 5.5
スピーキング : 6.0

だった場合、ライティング5.5が引っかかります。各セクションの最低点が求められている場合、むしろ苦手分野を上げていくことが大事になってきます。オーバーオール6.5を安定して出せる人であっても、全セクションが6.0以上になかなかならなくて何度も受験しなくてはならないという話は、、、よくある話だそうです、、、。

バンドスコアレベル一覧

こちらに大体のレベルを書いてみました。ちなみに、こちらは『実践IELTS英単語3500』を参考にしています。

  • 1.0…基本的に英語を使用する能力を有していない。
  • 2.0…確実なコミュニケーションを行うことは不可能。英語による会話、文章を理解するのに非常に苦労する。
  • 3.0…非常に慣れた状況において一般的な意味のみを伝え、理解することができるが、コミュニケーションが頻繁に途絶える。
  • 4.0…非常に慣れた状況においてのみ、基本的能力を発揮できる。複雑な言語は使えない。
  • 5.0…部分的に英語を駆使する能力を有している。しかし、多くの間違いを犯すことも予想される。
  • 6.0…不正確さ、不適切さ、および誤解がいくらか見られるものの、概して効果的に英語を駆使する能力を有している。
  • 7.0…時折、不正確さや不適切さがみられ、状況によっては誤解が生ずる可能性もあるが、英語を駆使する能力を有している。
  • 8.0…時折、非体系的な不正確さや不適切さがみられるものの、十分に英語を駆使する能力を有している。込み入った議論にうまく対応できる。
  • 9.0…十分に英語を駆使する能力を有している。適切、正確かつ流暢で、完全な理解力もある。

ちなみに、こんな風にシビアに書いていますので大阪人らしくツッコみますけれど、9.0満点なんてそうそう取れるもんではありません。それもネイティブスピーカーでも9.0取れないってよく聞く話。取れてもどれか1セクションくらいだと思います。7.0取れたら凄いんじゃないかと個人的には思います。

IELTS何点取れば永住権申請ができる?

これは、以前mayさんも書いていましたが、スコアは高ければ高いほどいいです。けれども、目標最低スコアは知っておきたいところ。だけど、入学したい海外の大学の入学条件だと最低スコア条件が書かれているもんですが、移住条件は人によっても州によっても違うのです。はっきりしないのです。人によって今までの経歴が違います。

永住権申請は、年齢・学歴・職歴・LMIAの有無・そして語学力で総合的に判断されます。こちらに関しては、専門の移民コンサルタントに相談してスコアを判断してもらうのが確実です。敢えて素人目の私が言えるとしたら最低平均スコアは5.5~6.5といったところでしょうか。それでも、この件に関しては独自で判断せず、移民コンサルタントに相談はしてみてくださいね。

まとめ

IELTSこう見たら大変ですね。いや、ほんと、大変じゃないわけがない。だって母国と違う国に住むって、大変なんですよね。試練ですよね。だから、IELTS替え玉受験が世界のどこかでなんてあったりするんです。IELTSを突破した後に自分の目標があるのに、IELTSが高く分厚い壁となって立ちはだかり、クリアできない。

けれど、これをクリアしないと移住ができないわけで、それでも移住したいのならばもうがんばるしかないですよね。こう言ってる私も本当は、「あー、やだIELTS」なんて思っているわけです汗。なので、これからも同じ志を持つ読者さんに向けて、IELTS情報は発信していきます。一緒にがんばっていきましょう。

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この記事を書いた人
日本では小学校教諭8年。ずっと子どもたちと関わる仕事をしています。COSカナダ留学サポートデスクとの出会いはホイクペディアで活躍している海外保育士さんのブログがきっかけ。持ち前の決断力と行動力で小学校教諭を退職してからの30代でバンクーバーに留学。保育士免許書き換えと現地のカレッジ履修を通してBC州の保育士免許を取得。ホイクペディアの他自身のサイト「カナダで保育士奮闘中」も運営中。
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