4歳と8歳の娘2人の子育て中のNaoです。
日々の生活に追われて忘れていたけど
プロセスアートって言葉があったな・・・
という出来事があったので自分のためにも今日は記事に書いています。
幼児期に大事だと言われるプロセスアートを知らないという方は、是非最後まで読んでください。
子育てが少しだけ楽になると思います!
先日土粘土を買ってきて、テーブルにクロスを敷いて娘たちの好きなように遊ばせていました。
「コップを作ろうかな、お皿にしようかな」など話しながらコネコネしていたので私はその場から離れて子供達の好きなように。
戻ってみると、8歳の娘の前には綺麗に形が整えられたコップとお皿、小さなスプーンが作られていました。
ぱっと隣の4歳の娘を見ると、水と混ぜられドロドロになった粘土がクロスの上に・・・
「何やってんのよー!」
と言ったあとに、「あ。でもこうなってしまったのは、はじめに私がインストラクションを明確にしておかなかったのも原因だし、プロセスアートと考えれば、そんなにイライラしなくてもよかったな・・・」と反省。
プロセスアートを知ることで、意味のないように思える子供の行動にイライラすることが減ると思います。
それでは見てみましょう!
子供主体のアートで、子供自身が自由な発想や選択をして楽しむアート。
出来上がった作品ではなく、それを作る過程を重視するもの。
子供の中から出る自然な発想で進めていくので、大人が手順を教えたりしない。
今回の私の出来事は、結果的にプロセスアートになっていたパターンですがこれだけの利点があるとわかればそういった行動にもイライラしなくても済みそうですね。では次にプロセスアートのやり方を紹介します。
子供主体なので、基本的には子供が始めたこと全てがプロセスアートになり得ます。驚くほどの集中力を発揮してくれます。
保育者にできることは、探究心や好奇心を刺激してクリエイティブなものを作り出すための環境を整えてあげることです。
始めやすい材料の例をいくつかご紹介します。
例)粘土・絵の具・クレヨン・紙(段ボール・画用紙・折り紙・ワックスペーパーなど触感の違うもの)・テープ・のり・筆など
子供は混ぜるのが大好きなので、混ぜて表現できるような環境もいいですね!
好きなようにさせていると、汚れることはほぼ確実なので汚れてもいい所でやる、スモックをつけるなど環境を整えましょう。
外でやると子供は自由に外から材料を集めることができるのでオススメです。
そんなもの混ぜる?しかもそんなやり方で!?ということが必ず起こります・・・
結果がどうなるのか予想がつく大人は止めたくなりますが、そんな気持ちをぐっと堪えて子供の自由にさせましょう。
何度も書きますがプロセスアートはその過程を重要視するものなので、作品の完成度は気にしない。
失敗から学ぶことも多いので子供を信じてみましょう。
プロセスアートは子供主体のアートなので好奇心やクリエイティブ力を伸ばすためにも幼児期に積極的に取り入れたいアートですね。材料や環境を整えたらあとは好きなように子供がアイディアを広げていくので色々な方法を楽しむことができます。その中で試行錯誤して問題解決したりと学びが多いアートでもあります。
私の出来事もそうですが、プロセスアートをするつもりじゃなかったけど結果的にプロセスアートになっていたということもあると思います。そういう時にも今回まとめたプロセスアートの利点を思い出してあたたかく見守ることができるようになるといいですね。
子供達と是非色々なプロセスアートを楽しんでください!