今日は、先日投稿した記事、違いはあるの?アメリカとカナダの保育園事情(事業者向け)の後編的な記事です。
バンクーバー近郊で保育園開業に向けて活動していたホイクぺディアですが、あるきっかけでカリフォルニア州サンフランシスコにて保育園をやりませんかという話をいただき、急遽物件の視察に行ってきました。今回はその視察のブログです。
南北に長いカリフォルニア州のちょうど真ん中あたりに位置する街です。SFOという大きな国際空港があり、太平洋に面した大都市です。人口は周辺の都市も含めると780万人程度という規模でちょうど大阪と東京の間くらいあいだでしょうか。英会話を勉強したことがあるひとなら一度は聞いたことがあるフルハウスのロケ地としても有名です。
近年では、グーグル、アップル、フェイスブック(インスタグラムの会社)や、テスラ、ネットフリックス、エアビーアンドビーなど名だたる会社の本社が存在し、シリコンバレーとも呼ばれる地域があります。
また教育面ではスタンフォード大学やカリフォルニア大学バークレー校など世界でも有数の大学もあり、教育熱心な人が集まるエリアとしても知られています。
さかのぼること1年程前。ホイクぺディアが運営するECE From Japanのオフィスに一本の電話がなりました。ナニーを探しているというよくある電話だったのですが、その際にホイクぺディアの事業として日本人保育士斡旋と、当時動いていた、バンクーバー市内での保育園開園に向けて話を世間話程度にしました。そして9月末、その人から突然電話があり、『まだ保育園をやる計画は続いている?サンフランシスコに所有する物件で保育園を一緒にやれる会社を探している』とのことで電話がありました。
彼女自身はバンクーバーに住むカナダ人ですが、不動産投資をされている方でサンフランシスコにその物件を買ったとのこと。
Zoomにて詳細を聞き、早速物件視察を見に行くことに決めました。保育園開園は場所の確保が最初にして最大の難関です。コロナ禍での出張なので通常よりは面倒でしたが、こんなチャンスはないということですぐに動きました。
建物自体は130平米ほど。うまく許可がおりれば25名程度の子供を見ることが可能になります。写真2枚目の右側の駐車スペースをプレイエリアに改装予定。中早ければ2022年7月位に開園が可能というスケジュール。
実は今回のプロジェクトは昨年ホイクぺディアのyoutubeにも出演いただいたジャパンナーサリーサービス株式会社との共同事業となります。
その時の動画はこちらから。
東京、中部地方エリアを中心に保育園を展開するこの会社のノウハウをアメリカで展開するだけでなく、日本側の保育園との活発な交流を深めることが狙いです。
これから物件オーナーとの条件のすり合わせや、人材確保方法の確立などまだまだ課題は山積みです。とくにビザの制度や日本からの資格書き換えなどは難しさもありそうです。しかし来年の今頃にはアメリカでの保育園運営が始められているかもしれません。
これから海外を目指す日本の保育士の方に、カナダだけでなくアメリカという選択肢をご提案できるよう頑張って進めていきますので皆様ぜひ応援をお願いいたします。
我こそはアメリカで働いてみたいという方もぜひご連絡ください。
それではまた進捗があればホイクぺディアのブログにて報告をしますね。