カナダに来て一か月
思い返せば
出国日は機内からピンクムーンが幻想的に顔を出していて
なんとも言えない
こみ上げてくるものがありました
日本を離れるさみしさはもちろん
カナダへの期待や不安
出発まで支えてくれていた
周りへの感謝の気持ち
満月の光を見ながら
泣きそうになるのを我慢した夜でした
いよいよ上空からカナダの自然が見えた時
懐かしさとワクワクした気持ち！
マスク下でニヤニヤが止まりません
予定よりも30分程度早くバンクーバーに到着
私には達成すべきミッションがありました
それは
あくまでも私の体験です
保育関係の学校を選択されて入国予定の方は
不要となる交渉になると思いますので
ご安心くださいね
私の場合以前カナダに住んでいた時に
保育の学校を卒業し保育士資格をすでに取得済ということと
その後ワーキングホリデービザで保育士として就労していたので
別の方法で入国する必要がありました
今回はビジネスを勉強する目的で
Co-opビザと呼ばれる学生と就労両方取得可能なビザを申請しました
ビジネスを学びながら
将来的には保育士の就職につなげるねらいです
まずはビザを申請される方が
必ず通らなければならない入国審査
感染症の影響で出す書類も普段より多いので
出国前から万全に準備されることをおすすめします
基本的には
→ 学校に通います ＆ 仕事もします（プログラム名も伝えました）
→ 学校のプログラム期間を伝える
資料等すべて準備していれば問題なくビザは下りる質問です
忘れてはいけない私の任務
具体的にお伝えすると
発行されるビザの下部にある条件の項目で
「子どもとかかわる仕事をしてはいけない」内容を外してもらう必要がありました
今回の目的では
保育士免許の更新や仕事を得ることです
この条件を外してもらわなければ
私の今後を左右する大事な交渉
オフィサー第一声
「いやいや、ビジネス学ぶんでしょ？ その条件外す必要はないし、あなたはもうこの条件でReady to goです」
とスパッと拒否されました
OMG.
でも負けないぞ
（あ、あまり抵抗しないでくださいね）
（変なこと言いすぎると入国拒否されちゃうので）
これから保育園でボランティアをして保育士免許を更新したい
この条件を外してもらえないと困ると懇願しました
「学校が子どもに関するプログラムに入っているかどうか確認できる資料はあるのか」と聞かれ
ビジネスの学校なんだから
あるわけなかろうと思いつつも
今は持ち合わせていないけど
過去の保育士資格証のデータなら提供できますと言ってみたり
もう一度丁重にお願いしてみたり
結果的に
持っていたファイルの中身をすべて見せなさいと言われ
過去の就労経歴も確認され
（データ管理でオフィサーはすべて見ることができるはずです）
座って待っていてくださいと言われて
ヒヤヒヤして待つこと約15分…
「Here is your new visa. Good luck.」
学生＆就労ビザともに条件を外してくれました！！！！涙
（子どもにかかわる仕事をしてもよい）
言ってみてよかった！！！！
私のオフィサー様は最終的には神様のようでした
というのも
ビザを待っていた間周りの人の様子も丸見えなわけですが
隣にいたアジア人女性は何やら雲行きがあやしい…
オフィサー「私の質問に今答えられないで、カナダでどうやって生きていくつもり？」
ザックリ言うと
このようなことを言われていました
こわいー！！！涙
オフィサーの質問に答えられないと
別室に連れていかれている方も見ました
その後ビザが無事に下りていることを願うばかりです
私は条件の交渉が必要ではありましたが
必ずしもこんなにオフィサーとやりとりをする必要はありません
あまり不安に感じないでくださいね
ただ最低限カナダに来る目的と
オフィサーの質問を理解して答える練習は必要かと思います
次に
入国時に何があるのか不安な方も多いと思いますので
少しだけ共有させてください
一番の追加項目といえば
検査ブースにて並んでから一人ずつ案内されます
ナースの方が鼻に綿棒を入れる前に
口をしっかりとマスクでカバーして
マスクを少し下にずらして鼻だけ出します
少し上を向いたまま15秒片方ずつ鼻の中をくるくるされます
結果が出るまでの案内を説明されて5分程度で終了です
その後は
隔離時の自宅検査キットを出口前でGet
何か質問はありますか？ と聞かれたので
いつテストをすべきか聞くと付箋に検査日を書いてくれました
（私の入国時点では8日後実施）
このように
入国時にすべきことが普段よりも多いですが
心配していたよりも案外スムーズですし
周りの方に質問すると優しく教えてくださいます
どこにいけばいいのか分からない時は
「Excuse me, where is 〇〇？」必須です
オフィサーとの入国審査前にKioskでパスポートスキャンや写真撮影もありますが
近くにいるスタッフの方も丁寧に教えてくださいます
やっと外に出るぞー！！！
外といってもこれから14日間の隔離生活
隔離ホテルまでは予約時にシャトルバスをお願いしていました
玄関付近でどこのホテルか聞かれ
おーやっと来たかー！ とひょうきんなおじ様に話しかけられました
シャトルバス予約時間を過ぎていたので
遅れてごめんなさいと返事をしながらも
『やっとカナダに戻ってきたよ、ただいま』
と心の中で返事をしました
その後のお話は次回お楽しみに！
今回は4月末の入国審査の体験をご紹介させていただきました
読んでいただくタイミングによっては状況が異なりますので
ご自身の出国時期の最新情報をチェックされてください
少しでもお役に立てれば嬉しいです
ありがとうございました
Allie
【Episode1】カナダへの再挑戦 https://hoikupedia.com/blogs/2021/05/my_decision/
【Episode3】隔離生活 https://hoikupedia.com/blogs/2021/06/quarantine/
著書紹介 『海外で羽ばたく日本人保育士 You are my best teacher ever in the whole world!』
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