元カナダで保育士、子育て中のNaoです。
最近は子育てをしながらホイクペディアのインスタグラムを盛り上げていくために、過去にたくさんの保育士ライターさんが書いてくれた素晴らしい記事を、噛み砕いて、私なりに少しずつインスタに再アップしたりしています。インスタのチェックがまだという方は是非こちらをチェックしてみて下さいね。
前置きが長くなってしまいましたが、
「英語がわからない日本人の子でも集中して読める英語の絵本は??」
という方、私は保育士として働く中でたくさんの絵本を見てきました。
数ある絵本の中で”いい絵本”として紹介されている絵本が必ずしも大勢の子供を前にうけがいいとは限らないと身を持って経験してきました。
読み聞かせ方、絵本を読む前にいかに中のストーリーが見たいと思わせ惹きつけるかなどで反応が全く変わってきます。
今回は”大勢の子供の前で読むときにオススメな英語絵本”、日本のキッズ英語教室、おはなし会、プリスクールや海外で保育士として働く人に特にオススメな絵本をご紹介します。
(リンクから各項目にジャンプできます)
「ダメ!」と言われるとしたくなる心理をよくついた参加型絵本です。
主人公のラリーが「このボタン、押したらダメだよ。」というページから絵本が始まります。
ここから押さないわけにはいきませんよね 笑
ボタンを押すだけでなく絵本を振ったり、ラリーをスクラッチしたりと興味をそそられることが次々に起こる+次々にラリーに起こる変化が面白いので子どもたちの興味をそそります。
文字数が少なく、出てくる言葉も簡単なので英語に馴染みのないお子さんでも楽しんでくれると思います。
絵本は座って静かに聞く。そんな常識を覆すような絵本です。
「そこのあなた!立って!」というてんとう虫の言葉から絵本が始まります。ページをめくると「やっぱり座って」「やっぱり立って」
このへんまでくると子どもたちはどっぷり絵本にハマっていること間違いなしです。
「鼻を動かして」etc…色々な楽しい動きを主人公のてんとう虫としながら話を進めていくと、最後にお腹をすかせた巨大なカエルが・・・
さあ、どうする???
一度見ると忘れない、インパクトのあるイラストと子供を引きつける内容なのできっと楽しんでくれると思います。
この著者の絵本は他にも面白いものがたくさんあるので是非チェックしてみて下さい。
こちらもオススメです→Rhyming Dust Bunnies
アヒル?うさぎ?
上に紹介したような体を動かす絵本とは違い、どっち?どっち?
と子供達に考えさせて絵本に惹きつける参加型絵本です。
いたってシンプルな絵に少ない言葉、その中にたくさん考える機会を与える絵本なので乳幼児期から小学生でも楽しめると思います。
物事は見る角度によって、色んな見方ができるということを教えてくれる絵本です。
有名な絵本というわけではないのですが、私はこの絵本が大好きで過去の絵本記事などにもご紹介している絵本です。
子供の注目を引く言葉のひとつに”Oh,No!”があります。
この絵本の中では色々な動物が穴の中に落ちていってしまうときに、この”Oh,No!”が出てくるので子供たちと一緒に”Oh,No!”を言いながら楽しめます。
カエルが穴の中に入ってしまって”Oh,No!”、それを助けようとしたネズミがまた”Oh,No!”….それを舌なめずりしながら見ているトラ。
穴の中に入ってしまった動物達は食べられてしまうの??
私が以前英語に馴染みのない日本の保育園の子供たちに読んだときも食い付いてくれたので英語が苦手という方でも安心して読めると思います。
この絵本も大好きで何度紹介したかわからないくらいなのですが、参加型の面白い絵本です。
お気に入りの絵本の中にこわ〜いワニが住んでいたらどうする?
むかしむかしあるところにアヒルのお母さんと・・・と『みにくいアヒルの子』のお話かと思いきや、文字を食べるこわ〜いワニが登場してお話が読めなくなってしまいます。
このワニをどうにかするために、絵本を揺らして寝かせよう。
寝たねた。寝ている間にちょっと落書きしてみよう。
起きたー!!!!
と、子供たちの笑いが必ずおきる参加型の絵本です。英語に馴染みのないお子さんでも楽しんで読んでくれると思います。
今回は参加型の絵本を5冊ご紹介させて頂きました。
どの絵本も考えることで参加、体を動かすことで参加と子供たちの脳をフル活動させてくれる素晴らしい絵本ばかりです。
お母さんが子供に、と1対1でも楽しんでくれると思うので是非英語が苦手という方も手にとって見てくださいね。