皆さんこんにちは。カナダで保育士をしているmayです。
8月になり、いよいよ日本も夏本番というところだと思いますが、
ここバンクーバーでもかなり暑い日がこのところ続いています。
今まではだいたい最高気温が22〜26℃で落ち着いていたのですが、
今週の天気予報を見ると、予想最高気温が34℃の日も!
ただでさえ太陽の光が強く、紫外線もたくさんのバンクーバーですが
さすがに30℃超えるとかなりきつそうです・・。
とは言うものの8月の下旬になると例年少し肌寒くなってくるので
もしかしたら最後の真夏日になるのかなとも思っているのですが、
何にしろ前回の冬がかなり寒さの厳しい冬で
雪がざんざん降っていたので、ちょっと読めない感じですね。。
さて8月は最も暑い月でもありますが、
カナダの保育園では別れの月でもあります。
というのもカナダの学校は9月から始まるから。
9月に学校へ行く子どもたちは8月末で卒業となります。
以前にも卒園についての記事を書いたことがありますが、
今の職場に入って、また友人の話などを聞いてわかってきたこともあるので
ちょっとおさらいしながらお伝えしていきたいと思います!
卒園のタイミングはばらばら。今年5歳になる子どもたちは8月末で卒園ですが、親がバケーションを取って旅行に出るという子もいるので、7月末や6月末で卒園していく子もいます。だいたいカナダの人は数週間または1ヶ月有給を使って長期休暇をとるので、子どもたちもそれに合わせて休むことが多いです。
以前卒園式は無いとお伝えしましたが、園によってはあるところもあるようです!とはいうものの日本のように登園最後の日ではなく、セレモニーとして6月などに行われることが多いよう。先述のとおりバケーションに出てしまうことがあるので、夏休みシーズンの前にしようということなのかなと思います。大学の卒業式のように帽子とガウンを着て、式典のような卒園式を行うところもあったり、卒園パーティーだけだったり。卒園記念として今までの写真やアート作品などの入ったアルバムを渡しているところも何カ所かありました。卒園式のあとも子どもたちはまだ保育園に通うので、本当にさよならではありません。私の大学も卒業式は6月だったので、卒業式シーズンが6月なのかな、とも思ったり。
実際に保育園に来るのが最後の日は、保育園に置いてあった荷物を全部持って、アート作品や写真の入った卒園アルバムを保育園側から子どもたちに渡します。卒園していく子どもたちや親御さんは、保育士やクラスメイトだった子どもたちに、お菓子やカードなどをくれたりする場合もあります。
1年に何人もの子どもがいろんな理由で卒園していったりするので、意外にお別れの時はあっけなく、
シフトによっては最後あいさつせずじまいでお別れになってしまうことも実はあります。
私自身は、今は0〜2歳の部屋にいるものの3〜5歳の担当もしていたので、
去っていく子どもたちを見るのはすごく寂しいのですが、
先日ある子が卒業していく際に、「Are you leaving?」と声をかけたら、
「Double hi 5!」といって両手でハイタッチをしてくれました。
フルタイムで働き始めて、初めて受け持った子どもたちなので、
私にとってはみんな特別。いつまでも覚えているだろうなと思います。
というわけで来月は新しい子どもたちがたくさん入ってくるので、今度は出会いの季節。
その前に今のメンバーでよりたくさんの思い出を作れるよう、1ヶ月過ごしていきたいと思います。