皆さんこんにちは、カナダで保育を勉強しているmayです。早いものでカナダの大学へ通い始めて2年と数ヶ月経ちました。最初は私の英語力不足により、EAPと呼ばれる大学付属のESLと保育の授業を同時に取りすすめるというボリュームたっぷりの生活でしたが、今では卒業前最後の一クラスをオンラインで受けているだけになりました。
オンラインの授業ということで学校に通わなくてもいいので、実は年末年始で日本に帰ってきて、そのまま1月いっぱい日本で授業は受け、2月に再度バンクーバーに戻る予定です。学校に通わないというのは、嬉しくもあり、少し悲しくもあります。でも学校に通っていた去年末までは、大いに学校には留学生としてお世話になりました!
私の通っているキャピラノ大学は、最近特に留学生へのサポートを厚くしているようで、私の入学した頃にはなかったサポートも行っています。例えば、図書館の一角にホワイトボードで仕切られたこの空間。
実はここ、留学生専用のマンツーマンの英語勉学サポートセンターなんです!
去年の秋のセメスター時は、月〜木まで数時間、英語の先生のいる時間が設定されているのですが、生徒はその時間内でマンツーマンサポートのアポを入れます。予約状況はGoogleカレンダーで共有されており、月に2回までの利用が可能。サポート内容は個人の希望がベース。スピーキングを練習したい人は先生とおしゃべりするのもよし、文法に不安がある人は文法の質問をしてもよし。私はエッセイやリサーチペーパーなどの論文系の添削をいつもお願いしていました。
先生はESLの先生と、通常のネイティブスピーカーに教えている先生との二人で交代で行っているようです。ESLの先生は留学生の弱みをわかった上でのアドバイスをくれたりしますし、もう一方の先生は留学生だからというフィルター無しでネイティブスピーカーの生徒と対等に比較しての意見をくれたりします。
こんな素晴らしいサービスが、ESLを取っていない生徒でも留学生であれば利用できるので、涙が出そうです。
特に論文は文法の間違いやスペルミス、言い回しがおかしい時などは減点されてしまうので、私にとっては本当に欠かせないサポートでした。しかも保育学部には留学生がたくさんいることもあり、特に保育学部の留学生用にワークショップを開いてくれたりもします。
マンツーマンサポート以外で注目したいのが、これも最近始まったEnglish Chat Cafe。
週に2回、お昼休みあたりにESLの先生が一人と留学生が集まり、ただおしゃべりをするという会。学部以外の留学生の友達を作ることもできますし、リスニングやスピーキングの練習にもなります。
この日は人数少なめでしたが、他の週は10人以上集まっていたりもしていました。また、留学生以外にもカナダ人の生徒がヘルパーとして参加してくれることもあるようです。特に日本人は読み書きは出来ても会話が苦手という人も多いと思うので、こういう場があると授業以外でも英語力を伸ばす一歩になるのかもしれないなと思いました。
キャピラノ大学では、以前ブログでも書いたとおり、留学生の受け入れ体制がすごく整っている大学だと思います。もし何か不安なことや困ったことがあれば、この留学生センターにいけば相談もできます。
入学準備や応募、ビザのことなどは留学エージェントに頼るのが間違いもなく一番安心だと思うのですが、入学後の学校内の細かいルールや留学生としてアドバイスがほしい時などにこういった場所があると安心しますよね。
今回ご紹介した新たな留学生サポートサービスは、ここ1〜2年で始まった新しいサービス。生徒の意見や効果などを見ながら、サービス内容は変わっていったり進化していったりすると思うので、ここに書いた内容がいつまで続くかはわかりませんが、これだけは言えるのは、カナダで大学に行く際に、特に英語力に不安がある人も、学校を上手に利用できると伸びるチャンスはいくらでもあるということ。学費は高いですが、授業にちゃんとついていけるよう、学校がバックアップしてくれるのが本当にありがたい!
「留学したいけど英語力が不安だな」と思っている人も、ぜひこれを機に、自分の夢にトライしてみてはいかがでしょうか?