こんにちは、海外で保育ボランティアをしているTAKです!
子供たちの前で日本の童話、『泣いた赤鬼』を紙芝居のような形式でやりました。
プリスクールに来てから、特にこれといって何もできていなかったのと、日本についてちょっとでも知ってくれたらいいなと思い絵を描いてやることにしました。
鬼はOgre(オーガ) もしくはDamonというようです。
翻訳の方はこちらの方のサイトを参考にしました。→http://blog.livedoor.jp/eeclub/
泣いた赤鬼は恐らくほとんどの日本人の方は知っているのではないかと思うほど有名な話ですよね。
知らない人のために軽く内容のことを言っておきますと
『昔々、心の優しい赤鬼が山に住んでいました。
近くに人間も住んでおり、赤鬼は人間と友達になりたいと思っていました。
それでも鬼ということもあって人間は赤鬼のことを避けていました。
山には赤鬼の友達の青鬼も住んでおり、青鬼は赤鬼のためにある計画を立てそれを赤鬼に伝えます。
ある日、人間の住んでる村に青鬼が襲いかかります。
赤鬼は青鬼から人間を守り、信頼を得ることができ、仲良くなりました。
それから赤鬼は人間達とよく遊ぶようになりました。
しかしある時赤鬼は気づきました。青鬼を最近見かけないが何をしているんだろう。
青鬼の家に行ってみると扉の所に紙が貼られていました。
それには
といった内容のことが書かれていました。
それを見て赤鬼は泣き始めました。泣き止んで、また青鬼のことを思い出して何度も泣きました。』
今読んでもジーンとくるお話ですね。。。
これをなんとか英語で覚えて子供たちの前で初めて話すことに。
ちゃんと聞いてくれるかなという不安もありましたが、みんな大方こっちを見て話を聞いてくれました。話は7分くらいで途中態勢を崩してしまう子とかもいて、子供たちを集中させるのは難しいなと思いましたが、とてもいい経験になりました。
日本では鬼は桃太郎でも出てきますし、子供たちも結構知ってると思いますが、こちらの子どもは全く鬼など知らない状態で
これはまたちょっと違う話なのですが、バンクーバーの中央図書館で日本のお話で、カナダの子どもたちに何読んだらいいかなと思って探していた時、『ごんぎつね』という絵本を見つけ、懐かしくて読んでみました。
小さいころに読んで以来、全く読んでないはずなのに、絵とタイトルを見ただけでなんとなくその話が思い出せました。
『ごんぎつね』はとても悲しいお話なので、子供の頃ぼんやりと悲しいお話だなと思ってたのが、
いま改めて見ると「登場人物がどう思って何をしているのか」など考えることができ、その絵本の持つ本質などが理解できるようになっていました。
そして、「泣いた赤鬼」を聞いてくれたカナダの子どもたちも、いつの日かまた大人になってから「泣いた赤鬼」とであって、
何か感じてくれたら良いなと思いました。
どうもTakでした~