カナダのバンクーバーで保育士をしているAllieです!
今回は、先日実施したMathに特化した遊びをご紹介します! 私が働くデイケアでは、週にMathやScienceの時間が必ず設けられていて、担当保育士が毎回準備する必要があります… 汗 ネタ集めに苦労していますよ~
ここ数日の子どもたちの遊びを見ていたところ、積み木で遊んだり、ブロックをどこまで高く積み上げられるかという遊び方をしていたり、“積み上げる”ということに集中している様子がありました
そこで私は2種類のMathの活動を2グループ(Red VS Blue)チーム戦のレースのようにして展開しました
一つ目のテーブルには、数字が書かれた紙の上に、その数字と同じ数の積み木を積み上げる簡単なルールの活動をセットしました
最初は、テーブルの端から12345と順番に紙のカードを並べていましたが、写真のように後半は難易度を上げて数字をバラバラに入れ変えました
※積み木の数は使い切れる数のみ籠の中に入れておきます
3歳児は紙の数字を見てから積み木を置くという作業に少々お手伝いが必要でしたが、4~5歳児はすぐに理解して取り組んでいました
さてさて、次のテーブルは難易度が少し上がりますよ!
先ほどのテーブルをクリアした子どもたちは、隣にセットされた次のMathに挑戦できます
トイレットペーパーの芯を半分に切って作った、12345が書かれている手作り積み木です
1~5まで下から順番に積み上げていくルールです
ちなみに積み木を積み上げる時の単語は、pile/pile up もしくは stack!
Can you pile the blocks in order from 1 to 5?
1から5まで順番に積み木を積み上げられるかな?
正直大人でも難しい!笑
自分で作っておいて文句が出ましたが、子どもたちにルールを見せるために他の先生と競争した際、レース中は焦りもあるのでなかなかうまく5個積み上げることができません。笑 結果的に大人よりも子どもたちの方が器用に積み上げていきます…
子どもたちはとっても真剣!
“Go, 〇〇(子どもの名前)go!! Go, 〇〇 go!!”
RedチームもBlueチームも、友だちの応援団で大盛り上がり!
レースが終わった子どもたちが応援できる椅子も並べて用意しておくといいですよ
シンプルな活動ですが、全員終わるまで20分以上かかりました。ただテーブルにセットしておくMathの活動よりも、このようにレースのようにしてみるとより一層楽しめますので、ぜひ実習中や日々の保育に取り入れてみてはいかがでしょうか。参考になると嬉しいです! 今後も保育活動をご紹介していけたらいいなと思います!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました
Allie
著書紹介 『海外で羽ばたく日本人保育士 You are my best teacher ever in the whole world!』
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【Episode17】https://hoikupedia.com/blogs/2022/01/ece_renewal/