クリスマス時期は飾り付けがゴージャスな家が増え、至る所でイルミネーションを楽しむことができる季節になりました。今回はそんな季節にぴったりなクリスマス絵本5冊をご紹介します。クリスマスの定番絵本から参加型絵本、新作絵本とバラエティーに富んだ3〜5歳児向けの絵本です。
なるべく文章が少なく読みやすいものを厳選したので読みやすいものばかりだと思います!
子供たちに大人気なDavidシリーズのクリスマス版。いつも通りNo!!!と言われることばかりをやってしまうDavid。今回はページをめくると炭を持ったDavidが登場します。日本ではあまり馴染みの無いクリスマスの【炭】は、良い子にしていなかった子がクリスマスにサンタさんからもらうものとして有名です。
クッキーを盗もうとしたり、ツリーのオーナメントで遊んだり、子供のあるあるを代弁したようなDavidの行動に笑いが出ること間違いなしです。
サンタさんはプレゼントを届けてくれるかな?
3〜7歳児向けの絵本としてAmazonでは紹介されていますが、文字数も少なく絵だけで楽しめるので2歳ごろからでも十分楽しめると思います。Davidシリーズはどの絵本を取ってもハズレなしですね!
ホイクペディアのインスタグラムでもご紹介させてもらった一冊。
サンタさんにプレゼントをもらうためには良い子にしていないといけないよね?
本の中のエルフが今からテストを始めるよ!君はテストに合格できるかな?
という参加型の絵本です。エルフが「鼻を触って」「クリスマスの歌を歌って」と上手に出来るかテストしていきます。所々で悪巧みをするエルフに騙されずに最後まで行けるかな?
エルフのトリックが子供たちの笑いを誘う一冊です。参加型なので、グループタイムなどにもオススメです。
小さなキツネは自分が小さすぎてサンタさんに来てもらえないのではないかと不安な日を過ごしています。ところが空から小さな「Ho !Ho!Ho!」が聞こえてきて・・・
文中に繰り返し出てくる”Teeny Tiny”の音がとても心地よくリズミカルに読むことができるお話です。温かいタッチのイラストとリズミカルな文章で小さな子から楽しめるクリスマス絵本です。表紙のイラストもとても可愛いので、クリスマスのプレゼントとしても喜ばれそうです。
Thanksgivingが終わり、もう食べられることはないだろと安心していた七面鳥。ところがもうすぐクリスマス・・・またまた食べられてしまうかもという危機に直面します。こうなったらサンタさんにお願いするしかないと決意した七面鳥はサンタさんに会いにいきます。なかなかサンタさんには会わせてもらえず、試行錯誤する七面鳥。クリスマスツリーに変装したり、トナカイに変装したりする姿に子供の笑いを誘います。
少し文章が長めなのですが、ストーリーが面白いので3歳でも集中して読めそうな絵本です。
北米の子供達で知らない子はいないのでは?という程ド定番クリスマス絵本の”How the Grinch Stole Christmas”by Dr.Seussに出てくる犬のMax目線で書かれた絵本です。オリジナルの絵本は少し長いので5歳以上向けですが、この絵本は文章も短く韻を踏む文章なので2歳くらいからでも十分楽しめそうです。
”How the Grinch Stole Christmas”を知らないという方に簡単にストーリー説明。
心の狭いグリンチという緑の生き物が主人公のお話です。グリンチはみんなが楽しそうにしているクリスマスが大嫌い。そこでみんなのプレゼントや飾りなど全て取ってクリスマスが出来ないようにしてやろうと試みます。(そこで登場するのが上でご紹介した絵本に出てくるMaxという犬。トナカイの格好をさせられて一緒にクリスマスの物を盗みに行かされます。)ところが全部取った後も街のみんなはクリスマスを楽しんでいました。それを見てグリンチは、クリスマスはプレゼントや飾り付けとかそういうものは必要なくて、みんなのハッピーな気持ちがあればクリスマスを楽しむことが出来ると気づきます。そして心を入れ替えたグリンチはみんなに盗んだものをかえして、自分も広い心を持つようになったというお話です。
クリスマス時期は、家族で過ごす時間も増え、子供たちもワクワクする時期ですね。普段忙しいという方でも、少し時間が取れる時期ではないでしょうか?絵本の読み聞かせは子供の言語面の発達だけでなく、情緒面の安定や想像力好奇心を刺激するのにとても効果的です。一緒に読む大人の脳にも良い影響を与え、子供との絆を深めることができます。今回ご紹介した絵本の中から1冊でも興味のある絵本が見つかれば嬉しいです。
それでは皆さん、良いクリスマスシーズンを!