こんにちは、Chloeです!さて、今日は前回に続いてカナダの大学のことについてお話ししようと思います。
私は、BC州にいたころに2年のディプロマは取得していたんですが、もっと学びたい!という気持ちとディグリーがほしい!という気持ち大きくなって、大学3年生に編入して、保育士しながら大学生をしています。といっても、日本と違って、保育士免許、幼稚園教諭みたいに幼児教育者の資格が分かれているわけでもなく、ECEのフルライセンスを取得するには正直2年のディプロマで十分なんです。
という疑問を抱く人も少なくないでしょう!こっちの大学や専門に通ったことある人は特に!! 私も正直疑問に思って学校が始まるまでは不安でした笑でも、実際に授業を受け始めると、そんな不安は解消されました!
*カナダ内に4年生の幼児教育学部をオファーするのはノースバンクーバーに1校と、トロントに1校だけなんですが、今からお話しするのは、私の通うトロントの大学の話で、バンクーバーでも一緒とは限りません。ただ、こんな感じたよというのをちょっとでも分かってもらえたらと思います☆
今までは5歳未満のプログラム・カリキュラム作りについて学んでいたのが、対象年齢があがって、内容もより複雑に!!そして、子供を対象にしたリサーチの授業が入ってくるのが第2のポイントでしょうか。研究の分野をより深く学ぶようになります。実際にリサーチしに現場にも出かけます。1,2年ではこんなにも深くは突っ込んで学ぶことはなかったです。
特に第1のポイントが私には衝撃的でした!BC州で、5歳児以下との関わり方を中心にした授業を受けていた私は、最初は戸惑うことばかりで四苦八苦していました。なぜ、3・4年生になると対象年齢があがるのか?これにはオンタリオ州の教育免許の取り方が関係しているみたいです。
オンタリオ州で小学校の先生になるにはいろんな方法があって、そのうちの一つが4年制の幼児教育学部卒業+ティーチャーズカレッジ1年卒業という選択肢。
オンタリオ州公認の教師になるために通う学校で、4年制の幼児教育学部を卒業してこのカレッジを卒業すると、保育所・幼稚園・小学校低学年の先生として働くことができます。他の学部を卒業したあとにこのカレッジを卒業すると、その後受け持てる学年や授業は変わってくるという仕組み。
実際に、幼児教育学部の3、4年生にはカレッジ進学を希望している生徒がたっくさんいて、そのために大学の授業も小学校低学年までを対象にしたものに変わっていくんだろうなと納得。ちなみにBC州にある4年制の幼児教育学部では、3・4年生になるとSpecial Needsにフォーカスした授業が多くなると学部の先生が言っていました。
州によって学ぶ内容が全く異なってくるのはカナダならではだと改めて実感。そして、どこの州のどの学校に通うかが進学の時にすっごくすっごく大事になってくるんだろうなーと思いました。私はたまたま何も知らず何も考えずに(ある程度の調査と比較はしたけれど・・・)トロントにやってきて、運良く結果オーライだったけれどもやっぱり最初はかなり苦労したので・・・笑、留学を考えている人はぜひ大胆かつ慎重に学校を選びを!
それではまた次回!