こんにちは、Harukaです。
いつもホイクペディアをご覧いただきありがとうございます。前回に引き続き、私の自己紹介を兼ねてこれまでの経緯をお話しさせていただきます。
前回の記事はこちら→「ホイクペディアの新メンバー、Harukaです!」
ワーキングホリデー中はバンクーバーで充実した生活を送った私ですが、バンクーバーを離れることにしました。その背景には私の犯した失敗が…
典型的な失敗例なのかもしれませんが、私は渡航前”英語圏に行けば英語を喋れるようになる”と思っていました。でも英語の習得に環境ってあまり関係ないんですよね。日本にいたって英語を習得している人はたくさんいるのに、私は”自分の努力あってこそ”ということに長いこと気づかずに過ごしてしまったんです。
バンクーバーは海外留学先としても人気の街、日本人を始めアジア圏の出身者も多く、海外生活初心者にはとても過ごしやすい街です。私はその環境にすごく甘えてしまい、自分が心地よい環境から踏み出す努力をせずに過ごしてしまいました。語学学校でできた友達も半分は日本人。アルバイト先も日本食レストラン。せっかく海外に来たのに、日本語を使って過ごす時間の方が長くなっていました。
私が英語を積極的に使わずに過ごしてしまった最大の理由が、間違えることを恐れていたこと。英語初心者のくせにプライドが邪魔をして英語がしゃべれない事実を受け入れていませんでした。英語が喋れなくて当然な時期から喋れないことを恥ずかしいと思う気持ちが強く、英語を話す機会を自分で制限してしまっていました。
それじゃあ英語が伸びるわけがないですよね。
私は環境から自分を追い詰めないと、また自分に甘えてしまうと思ったので、”カナダに戻る、保育士資格を取得する”と決意した際、日本人の人口が少ないChilliwackの学校に通うことに決めました。
私はSprott Shaw College(当時:MTI Community College)で保育を専攻しました。
土地柄もあってか私のクラスは生徒数がとても少なく、多いときでも最大4人という少人数制でした。先生に質問もしやすく課題にかける時間も多く取られていたので、勉強しやすい環境でした。
また、専門学校は入学時期が限られていなく、毎月新入生を受け入れる体制なので、クラスメイトはすでにいくつかコースをこなしてきた先輩という感じでとても頼りになりました。私の友達は、”この授業のときは課題が多くてテストも大変だからバイトは入れないほうがいいよ”などとアドバイスしてくれました。
私は学校を卒業とともに保育士資格を取得し、学生ビザが切れる関係もあって一度帰国しました。帰国中にアシスタントとして働いていた園のオーナーから連絡があり、なんとカナダに戻る前に就職が決まりました。
保育士という職業は需要が高く、年間を通してどんな時期でも求人があるので、比較的就職活動には困らないと思います。それでもコネクションがあるに越したことはないです。
就職活動の際にはReference Letterという推薦状が必要なのですが、これを書いてくれる人を持つためにも保育関係者と関わりを持っておくことは重要です。
私が保育士として働いた経験の中で、ここが好きだなぁと思うところを一つ紹介します。
私が働いていた園ではだいたい隔週ごとにテーマが決められていて、そのテーマに合わせてアートを企画したり、クラスルームをセットアップしていました。
子どもたちが手に取れるもの、遊びを通じて興味をもたせ、そこから学べる環境を作ることに重点が置かれていて、教えるというより子どもたちに感じとってもらうというスタンスでした。
園によって方針が違って、それぞれのカラーがあるので、もしこれからお仕事を探される方はいくつかの園を見て自分の感覚に合う園を見つけるといいと思います。また、これから学校に通われる方、在学中の方は、学校の課題の中で保育園を訪問する機会を有効的に活用できると思います。
これからは少しづつ、私の経験を元に保育についての現地情報を発信していきます。
次回は現在の私のお仕事についてお話しさせていただきますね。
カナダで子供と関わる仕事をしてみたい方、永住権を取得したいと考えられている方は、是非ホイクペディアのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
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