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【保育カレッジ】モンテッソーリ保育園を見学してきました!

Sachiko

この記事を書いた人 Sachiko
2020.09.04

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みなさん、こんにちは。現在カナダの保育カレッジに通っている、Sachikoです。
Early Childhood Education basicコースを学校では学んでいます。

カナダでも保育園により様々な教育法が使われています。代表的なものでいうと、レッジョエミリアやモンテッソーリがあげられます。先日モンテッソーリ教育を行う保育園を見学する機会がありましたので今回は実際にどんな様子なのかをお伝えしたいと思います。モンテッソーリ教育とはイタリアの医師兼教育者のマリア・モンテッソーリが作り出した教育法で子どもは本来、自ら学ぼうとしていて大人のすべきことはその学習環境を準備し子どもが一人でできるようにサポートすることだと考えられています。それに基づいて作られた教具はモンテッソーリマテリアルと呼ばれています。モンテッソーリ教育については、先日のNaokoさんの記事で詳しく解説されていますので、ぜひご覧ください。→今すぐ育児に取り入れてほしいモンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育の保育園の様子

モンテッソーリ教育の保育園といっても園によってそのやり方は様々なため、ここで紹介するのは一例です。
私が見学させていただいた保育園では、朝の1時間モンテッソーリのワークの時間があります。モンテッソーリでは最初の10分はサークルタイムのようにみんなが集まり先生が教具の使い方を紹介していきます。その後、一人ずつ教具を使ってワークに取り組む時間が設けられています。この時間は、一人で集中する時間のため基本的におしゃべりはなし。(それでも子どもたちは話してしまうので、inside voiceといって小さな声で話しましょうとなっていました。) モンテッソーリ教具は棚にきちんと並べられていて、自分でどの教具を使うか決めることができます。使い終わったらまたもとに戻します。先生がそれぞれの子どもたちの様子を見ながら、サポートが必要な子や使い方が間違っている子を直したりしていました。3歳の子どももきちんとワークの時間ということを理解し自ら教具を選び、作業に取り組み、後片付けまでする様子にとても驚きました。

実際に保育園で使っていたモンテッソーリ教具5選を紹介したいと思います。

モンテッソーリ教具5選

  • Color box: 色板
  • Sand paper letters: 砂文字
  • Montessori geometrical solid: 幾何学立体
  • Segen wood board: 十進法1-1000の金ビーズ
  • Clothing Frame: ボタンかけ

Color box


色板はⅠ,Ⅱ,Ⅲの3種類があります。子どもたちが色を認識し名前を覚えたり、明度の違いを学んだりと色彩感覚を育てます。色板Ⅱでは同じ色を組み合わせたり、色板Ⅲではグラデーションに並べることができます。片付けも自分でしなければいけないので、レインボーに片付けている子もいてこれも色の感覚を子どもたちが学んでいるのだなと感じました。


Sand paper letters


3歳頃から言葉や文字に子どもたちは興味を持ちだすと言われています。砂文字はそんな子どもたちが文字を学ぶのに適している教具でザラザラとした文字の部分を指でなぞることができます。私が見学した際は先生とフォニックスの練習をしたり、その文字からはじまるものに何があるかをマットに並べたりしていました。


Montessori geometrical solid


この幾何学立体の教具ではその形の名前を知ったり、手で触ったりできます。そして丸い形の板にはどの形の側面が合うかマッチングを体感することもできます。円柱や三角錐など5歳の子にはまだ難しいのではと思いながら見ていましたが、先生の話をよく聞いて取り組んでいる子どもたちの姿が印象的でした。


Segen wood board


こちらは金ビーズを使った教具で子どもたちは数を学んでいました。1000の位、100の位、10の位、1の位とそれぞれにビーズを数字と同じ数の金ビーズを並べていきます。先生と一緒に数字とビーズを比べながら挑戦していました。そして数の言い方なども一緒に学んでいました。


Clothing Frame


日常の生活にも出てくる”ボタンかけ”を練習する教具です。ボタンのもの以外にもマジックテープをくっつけたり剥がしたりするものもありました。3歳の子たちも手先を使いながらワークに取り組んでいました。

モンテッソーリの保育園を見学するのが初めてだったため、静かにワークに取り組む子どもたちの様子に最初驚きました。子どもたちが自分で頭を使いながら教具に取り組んでいて、手先もすごく器用なのが印象的でした。(手先が器用なので折紙も簡単にできるのかなと思ったら、馴染みのない折紙は角と角を合わせて折ることが難しいみたいで、モンテッソーリの教具の使い方に慣れていることとは別の力なんだなと感じました。)
またモンテッソーリでは日常の生活の練習を教育にも取り入れているということで、ランチボックスをカバンに上手にしまえない子どもたちのためにその練習用のランチボックスとカバンも棚に先生が追加していて、子どもたちにとっても良い学びの機会になるなと思いました。教育法は一人一人の子どもによって合うあわないあると思いますが、個人的にモンテッソーリの教育法はとても面白いなと思いました。モンテッソーリの保育園の様子を体感できたのは私にとってもとても貴重な経験となりました。

他の記事ではEarly Childhood Education basic コースでどのようなことを学ぶことができるかを記載しています。現役学生の様子をこれからも発信していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

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