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今すぐ育児に取り入れてほしいモンテッソーリ教育

naoko

この記事を書いた人 naoko
2020.08.13

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こんにちは。元保育士、現在子育て中のNaoです。

好きでいつも見ている『中田敦彦のYouTube大学』。
武勇伝!でおなじみのオリラジのあっちゃんが幅広いジャンルをホワイトボードをバックにわかりやすく講義するスタイルのYouTubeなのですが、つい先日モンテッソーリ教育についての動画がアップされていました。

日本でも海外でも人気のモンテッソーリ教育。

FaceBookのCEOのマーク・ザッカーバーグ、Google創業者のラリー・ページ、Amazon創業者のジェフ・ベゾス、最近日本で話題の藤井聡太 棋士 などモンテッソーリ教育を受けた著名人で検索すると出てくる出てくる・・・

 

「名前は聞いたことあるけど・・・」
「一体普通の教育と何が違うの?」
「遊びのことをお仕事って呼ぶ、あれでしょ?」
「良さげだけど、何をどう始めたらいいの?」

 

という方に、保育士として、親として、すぐに実践できる方法を具体的にご紹介します。
普通の家庭環境をどうモンテッソーリ風に変えていけばいいのか?
変える良さは何なのか?

今回は家での保育環境をベースにご紹介しますので、保育士さんは保育園で応用できるところを探しながら読んでください。

今回の参考文献はThe Montessori Toddlerder by Simone Daviesです。
私も取り入れたいと思うところが沢山あったので興味のある方は是非読んでみて下さい。


 

今すぐ育児に取り入れてほしいモンテッソーリ教育

 

モンテッソーリとは?

イタリア人医師のマリア・モンテッソーリによって考案された教育法です。
子供主体、自分のペースで進めていく教育法ですが、先生や周りの仲間、環境によって学びを深める教育法です。
一人ひとりのペースに合わせて、興味や時期を見極めて学びを進めて行き、1つを学ぶと次の1つ、と時間をかけて一つひとつを達成していく達成感を感じられる教育法でもあります。

エレベーターのボタンが固くて押せなかったけど、押せるようになった!
蛇口の水をひねって水が出せるようになった!

「できなかったことができるようになった!」

という達成感・成功体験の積み重ねは子供の成長に欠かせないものです。
モンテッソーリ教育は”自分でできた!”という成功体験を大切にする教育法です。

 

普通の教育と何が違う?

大きな違いとしては、先生主体の従来の教育法とは違い、子供主体です。

”子供はみんな学びたがっている”

その学びたい意欲を、どう最大限に引き出すか。
年齢、興味、時期で吸収したがっているものが変わっていく中で、それを見極めて導いてあげる。
そのときに、あくまでも子供主体。
子供のしていることにあれこれ口出しするのではなく、とにかく見守る教育です。

好きなことを見つける→壁にぶつかる→自分で問題解決→達成感!

先生の準備したものを学ぶ従来の教育法と違い、自分で考えることにフォーカスしています。
大人は子供を尊重して見守り、環境を整える役割です。
 

すぐに育児に取り入れられる具体的な方法って?

ここまで読んで、何となく良さが伝わってきましたか?
次は具体的な方法についてです。

毎日の生活の中で、子供は学びたがっているのに親の都合で学ぶ機会を奪っているということが多々あります。
家の中のエリアごとにモンテッソーリ環境に整える簡単な方法をご紹介します。
この環境を整えるだけで、子供はできることが増えてハッピー、親はお世話が減るのでハッピーとハッピーづくしなので始めていきましょう。
とはいえ、手間と時間がかかります。年齢によっても違ってくると思うので、自分なりにアレンジしながら普段の生活に取り入れて下さい。

 

【玄関】
-子供の目線にフックを付ける
(ジャケットやバッグなどをかけるため)
-靴を入れるための箱を置く
(脱いだ靴を置く場所を明確にする)
-低い位置に鏡とバスケットを設置
(お出かけ前のチェック、ティッシュ、日焼け止めや髪留めなど入れておく)
-低い椅子を置いておく
(自分で座って、靴を履いたり、脱いだりするため)

靴の脱ぎ履きや身だしなみを整えるなど、お出かけの際のルーティーンを習慣づけていきましょう。

【リビングルーム】
-子供の目の高さの棚(触って感じられる木の玩具や季節のアクティビティーなどを準備)
-窓際に小さなテーブルと机
-簡単に丸められるフロアーマット
(アクティビティーをするスペースを明確にするため)

季節を外の光や景色から自然に感じられる環境づくりをしてあげたり、季節ごとに玩具をローテーションしたりと常に好奇心をくすぐる環境づくりは素敵です。

【キッチン】
-子供の届く低い位置の引き出しにまな板、子供サイズの皿、スプーン・フォークなど、コップ、プレイスマット
(必ずガラスのコップ、ステンレスのスプーンなど本物を準備。そのとき「ガラスのコップを落とさないでね!」Don’t〜というネガティブな文章ではなく「ガラスは割れやすいから、必ず両手で持ってね!」とDo〜と、してほしいことを伝える。)
-踏み台
(キッチンのカウンターでお手伝いできるように)
-子供サイズのお掃除道具
-ほうき・ちりとり・ぞうきん手袋(子供が手を入れて拭きやすいように)
-ヘルシースナックなどは子供の手の届く位置に置く

子供はお手伝いが大好きです。危ないものを気をつけて使うことで集中力や危機管理能力が養われたりと学びの場面が大いにあります。ご飯を作るときなど積極的にお手伝いできる環境づくりをしてあげたいものです。

【ダイニング】
-自分で登って降りられる椅子
(ごはんの時間は家族一緒に。決められたところで食べる習慣を)
-水や牛乳などを入れる水差し
(子供が自分でコップに注げる量を入れておく)
-ぞうきん手袋
(こぼしたときのために準備)
-小さなバスケット
(子供が食べる前にお皿などを運ぶため、また終わった後の片付け)
-プレイスマット
(どこに皿をおいて、スプーンを置いて、とわかるようにプリントされているもの)
-外から積んできたお花など
(食事の時間を特別な時間にする演出)

自分で食事の準備をして片付けをする。小さい頃から繰り返し行う、子供サイズのものを準備してあげることで、子供は驚くほど上手にできるようになります。”何でも自分できる!”という自信をつけるためにもいいですね。
 

まとめ

今回は、エリアごとに普段の生活環境をモンテッソーリを取り入れた環境に変えるためのアイディアをご紹介しました。
ベッドルームやバスルームなど他にもご紹介したい具体例は沢山あるのですが、長くなってしまうので今日はこれくらいで。

元になる考え方は、自主性と成功体験を積みやすい環境かどうか。

 

割れると危ないと言ってプラスチックのものばかり与えたり
こぼすからと水を代わりに運んであげたり
急いでいるからと靴を履かせてしまったり
時間がかかるからと洋服を親が選んだり

 

大人の都合で、せっかくの子供の学びの場を奪わない、むしろ導いてあげることが大切です。

とは言え、今回モンテッソーリについて書かせて頂いている私ですが、自分の子育ての中ではまだまだなことばかりです。
子供が居ない保育士として働いていた頃は、子供のために良いとされることは、何でもできると思っていました・・・
実際親になってみて、良いとされていること全てをやってあげたいという気持ちはあるものの、保育士として子供の面倒を見ていたときと、親になって子供の面倒を見るときは全く違うと痛感しています。

大切なのは完璧にやることでは無く、モンテッソーリのような素晴らしい教育法があるということを知る。
そして自分の生活や子供の性格などから合うものを見極めて、できる範囲で取り入れていくことなのかなと思います。

私も子供をリスペクトする気持ちを大切に、信じて見守っていきたいと思います。

この記事を書いた人

naoko

福岡大学人文学部卒業後、カナダに留学。 MTIコミュニティーカレッジでEarly Childhood Educationを勉強。 2007年バンクーバーのデイケアに就職。


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