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日本とカナダのデイケアの違い:先生と生徒の比率&子供一人に対するスペースの広さ1

Chloe

この記事を書いた人 Chloe
2015.06.25

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さて、今日は日本とデイケアの違いを簡単に説明したいと思います。といっても日本とカナダのデイケアではたっくさん違いがあって、いくつか過去記事を書いたり、「バンクーバーとトロントの違いシリーズ」の中でちらっと紹介したりしましたが、今回は日本とカナダの違いについて。特に大きな違いである、先生と生徒の比率とスペースについて話したいと思います。

 

カナダ内の違いについては過去記事を見てみてください☆

↓過去の違いシリーズ↓

第1回:先生対生徒の比率篇

第2回;保育士になるまでの道のり篇

第3回:クラスルーム篇

第4回:職場環境編

最終回:~お給料・就活編~

 

先生と生徒の比率

この比率のことを英語でRatioと言います。先生の目線からすると、このRatioが日本とカナダでの一番の違いではないでしょうか?
BC州、オンタリオ州、日本による違いは以下のようになっています。

日本

0歳児                1:3
1-2歳児             1:6
3歳児                1:20
4歳以上児数     1:30

参照:保育所設置認可等の基準に関する指針

バンクーバー

0-18ヶ月(Infant) 1:3
18-36ヶ月(Toddler)  1:4
30-60ヶ月(3-5/Preschool)  1:8(ただし36ヶ月未満は2人まで)
5-12歳(School Age)    1:12

参照:Community Care and Assisted Living Act CHILD CARE LICENSING REGULATION

 

トロントのあるオンタリオ州

 0-18ヶ月(infant)  3:10  1クラス10人まで
18-30ヶ月(Toddler) 1:5 1クラス15人まで
30-56ヶ月(Preschool)  1:8 1クラス16人まで
44-67ヶ月(Junior and Senior Kinder) 1:10 1クラス20人まで
56-67ヶ月(Senior Kinder) 1:12 1クラス24人まで
68ヶ月-12歳(School Age) 1:15 1クラス30人まで

参照:Planning & Design Guidelines for Childcare Centers 

*トロントの場合、幼稚園に通うのが44ヶ月から可能なので生徒の年齢が同じでも幼稚園とデイケアでRatioが変わってきます。(過去記事「自由な保育ばっかりじゃない!カナダの保育施設の多様性」に少しオンタリオの幼稚園について説明があります。BC州ではJunior Kindergartenはデイケアのような扱いですが、オンタリオ州では義務教育に近いものがあり、授業料も無料です。ただし、BC州でもKindergarten(幼稚園)は義務教育のような扱いで、授業料もただ。)トロントの幼稚園ではJk・Sk混合クラスで1:13のRatioが守られ、基本は1クラス26人までとなっていますが、幼稚園の管理はデイケアを管理するところとはちがって、この基準に対してゆるく、必要であれば1クラスの人数が30人近くになったりしているところもあるみたいです。

 

日本の「幼稚園」と「保育園」と同じようにオンタリオのKindergartenとDaycareを捉えるとすごく理解がしづらいので、カナダの幼稚園は日本で言う小学校、デイケアは「学童保育」という風に理解していただくと仕組みがわかりやすいかと思います。オンタリオ州のRatioの仕組みはもっと複雑で、他にもルールがあるんですが、それについては過去記事「バンクーバーの保育現場とトロントの保育現場の違いシリーズ~先生対生徒の比率~」を、カナダの学童保育(School Age/Out of School Care)については過去記事「カナダの学童保育。(Out of School Careの続き)」を見てみてください!

 

こうしてみると、2歳未満はあまり変わらないにしても、3歳以上になると大きな違いです。ただ、日本の実際の教育現場(特に私立か公立化か認可か無認可等)によっても変わってくると思うので一概には言えませんが、法律での制限がこれだけ違うというのは驚きです。州によってこんなに違うというのも面白いポイントではないでしょうか。

 

少し長くなりそうなので、スペースについては次の記事で!

この記事を書いた人

Chloe

バンクーバーアイランドにある州立大学のECEプログラム卒業後、ECEフルライセンスを取得し、Infant and Toddler Daycare、Junior Kindergarten等様々な保育施設で保育士として働く。永住権を取得し、保育士経験6年目となった2014年に心機一転、トロントに渡り、幼児教育のBA(学士号)取得を目指し州立大学3年次に編入。現在、大学生と保育士の2足のわらじをはいて毎日奮闘中!


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