保育士になるまでの道のり編:『バンクーバーとトロントの保育現場 vol.2』 | ホイクペディア | 海外保育士の留学情報サイト

保育士になるまでの道のり | バンクーバーとトロントの保育現場の違い

Chloe

この記事を書いた人 Chloe
2014.09.28

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こんにちは、Chloeです。

前回の記事「バンクーバーの保育現場とトロントの保育現場の違いシリーズ~先生対生徒の比率~」からスタートしたバンクーバーの保育現場とトロントの保育現場の違いシリーズですが、なんだか反響も大きかったみたいで、より詳しく、皆さんの「知りたい!」をお届けできるように頑張りたいと思います!

今日は、それぞれの州の保育士資格取得までの道のりについてお話しようと思います。以前にもこちらで簡単に書かせてもらったんですが、今日はもっと詳しく説明していこうと思います。

保育士資格取得までの道のり

BC州

バンクーバーのあるBC州で保育士になるためには専門学校か、幼児教育学部のある大学に通う必要があります。(免許書き換えという方法もありますが、今回は現地で必要なプロセスに限定します。)

BC州では保育士資格に様々な種類があり、どの種類の保育士資格を取得するかによって通う学校の期間が変わってきます。

  • ECEA (保育士アシスタント)は4ヶ月で取得できます。
  • ECE (ベーシックの保育士資格)は1年弱で取得できます。
  • ECESN (ベーシック保育士資格に特別支援児童の資格がついたもの)は1年4~6ヶ月くらいで取得できます。
  • ECEIT (ベーシック保育士資格に乳幼児サポートの資格がついたもの)は1年4~6ヶ月くらいで取得できます。
  • ECESN+IT (全ての資格取得後のコンプリートされた保育士資格)は2年弱で取得できます。

このように保育所で働くための資格に5種類もあり、資格取得にかかる時間は最短4ヶ月~最長2年弱と様々です。資格取得期間が短ければ短いほど、保育士としてできることは限られてきますが、それぞれに合った資格取得ができるのが特徴だと思います。

Ontario州

一方で、トロントのあるオンタリオ州では資格の種類はECA と RECEと呼ばれる2種類のみです。ただ、このECAも「資格」と呼べるのかは少し疑問があります。

というのも、保育士として認められるには、College of Early Childhood Education という機関に登録して資格認定をしてもらう必要があります。しかし、ECAにはその認定システムがありません。つまり、ECAのコースを卒業していればそのサーティフィケートがECAの資格代わりになるといったところでしょうか。

  • RECEになるためにはカレッジ、大学で約2年通学が必要です
  • ECAになるためにはカレッジで約1年弱の通学が必要です

つまり、RECEという認定保育士になるためには最低2年のディプロマが必要になります。求人情報を見ていて気づいたのは、どこも最低ラインがディプロマで、学士号(大卒)があればなおよしといったもの。BC州よりも学歴の大切さを重んじる風潮があるのは確かで、実際に幼児教育学部の4大卒生も多いのが事実です。ECAでもお仕事はありますが、給料は格段に低く、できることも限られています。

*ただ、同僚に聞いた話によると、過去に子供と関わる仕事、経験がある場合(例えば、”ソーシャルワーカー”や”Child and Youth Care ワーカー”)、ECAのコースに通わなくても、ECAとして働くことができるとも聞きました。必ずECAになるためにコースに通わないといけないという訳ではないかもしれません。不確かで申し訳ないですが、詳しくわかり次第訂正をいれたいと思います!

また、バンクーバーでECESN+ITの保育士資格を取得してトロントに引越しするとRECEという保育士資格に変更が可能です。それだけでなく、ECAでも学習した期間や内容に合わせたライセンスに書き換えが可能です。こんなときにBC州の細かくわかれた資格の種類はありがたいですね。

まとめ

同じカナダ内でもお土地柄の違いが、クラスルームのカリキュラムプランニングや、園に定期的にやってくる監査なんかにも影響してきます。ということで、次回の記事「バンクーバーの保育現場とトロントの保育現場の違いシリーズ~クラスルーム篇~」はバンクーバーとトロントのクラスルームの違いや、ECEの役割の違いについてお話しようと思います。

それではまた次回!

保育士になるまでの道のり編:『バンクーバーとトロントの保育現場 vol.2』

この記事を書いた人

Chloe

バンクーバーアイランドにある州立大学のECEプログラム卒業後、ECEフルライセンスを取得し、Infant and Toddler Daycare、Junior Kindergarten等様々な保育施設で保育士として働く。永住権を取得し、保育士経験6年目となった2014年に心機一転、トロントに渡り、幼児教育のBA(学士号)取得を目指し州立大学3年次に編入。現在、大学生と保育士の2足のわらじをはいて毎日奮闘中!


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