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カナダのデイケアで感じる日本との違い その2

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こんにちは、バンクーバーのデイケアで週1のボランティアをしているSachieです。
 

前回は初日に感じた日本とカナダの違いをご紹介しましたが、今回も2回目のボランティアで感じた日本との違いについてご紹介しようと思います。
 

その前に…2回目ボランティアの日はあいにくの雨。

というわけで、日中の活動は主に室内でしたが、2歳から5歳までの年齢の違う子たちがいる中限られた室内での活動で、先生は少々頭を悩ませている様子でした。

この日はダンスをしたり絵本を読んだりして過ごしていましたが、活動が難しすぎると小さい子が飽きてしまい、簡単すぎると大きい子たちが飽きてしまい…私も日本では雨の時期の室内活動に頭を悩ませていたなぁ…と懐かしく思い出しました。

それにしても、冬はレインクーバーと呼ばれるほど雨の多いバンクーバー。いったい日々どんな活動をして過ごすのでしょう。デイケアの中にはよほどの大雨でない限りレインコートなどを着て構わず外遊びをするという園も多いと聞きましたが、連日雨の冬のバンクーバーの保育も気になります。
 
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さて、今回感じた日本とカナダの違いはお昼寝です。
 
日本ではお昼寝の時間先生が傍について背中をトントンしたり、眠れない子は添い寝をしたり、ある程度全員が寝るまで補助したり見守るイメージがありますよね。

わたしの行っているデイケアでは、お昼寝の時間になるとまずそれぞれが家から持ってきたお気に入りの人形や枕、持ってきていない子は園のお気に入りのぬいぐるみなどをもって自分の布団へ行き就寝準備。

全員準備が出来ると先生は遮光カーテンを一寸の隙間もないくらいしっかり閉めて部屋を真っ暗にします。部屋は、大人でも目の前が全く見えない程真っ暗に…。そして先生方は「Have a good sleep!」と声を掛け退室。
 
日本なら子どもたちの安全確認も兼ねて表情が確認できる程度の明るさは保つようにしており、ここまで暗くすると日本の子どもたちならきっと怖がったり逆に落ち着かなくなる子もいるだろうという気もするのですが、デイケアの子たちは慣れたものであっという間に眠りに就きます。

先週は入園したばかりでまだ園に慣れていなかった子も今週はもう慣れた様子でぐっすり…。
 
そういえば、こちらの家庭では小さい子でも自分たちの寝室が与えられ両親とは離れて寝るイメージがありますよね。

こんなところもまたカナダと日本の違いだな、と興味深く感じました。

この記事を書いた人
日本で6年間保育の仕事をしていました。海外生活と語学に興味がありワーキングホリデービザでカナダに来ました。ワーホリ終了後は英語と保育経験両方を活かした仕事がしたいと思っています。ボランティアを通して、楽しみながら様々なことを吸収出来ればと思います。
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