こんにちは、Chloeです。
今日のトロントはとってもぽかぽかな春の陽気です☆太陽の光が降り注ぐと、これでもかといわんばかりに肌を露出したくなるのがカナダ人なわけですが、案の定今日もいました。たくさんの半袖、タンクトップ、チューブトップを着たカナダ人たち。いやいやまだ気温10度ちょいなんすけど?と心の中で突っ込まずにはいられません。
さぁそんな話はおいといて、今日は少し私の経歴についてお話したいと思います。どこの馬の骨ともわからないやつのブログなんて誰も読みたくないでしょうし、少しでも留学を考えてる人や、移民を考えてる人のお役に立ったら嬉しいです☆
こうしてみると今までのカナダ生活色々あったなーと感慨深いですね。ちょっと大事なところを詳しく説明させてもらいますね。
高校卒業後の夏にカナダに渡りました。英語力はまぁそれなりの高校卒業レベルです。TOEFLの勉強をしてたので文法やリーディングは平均よりはよかったと思いますが、もちろんしゃべることなんてできないし、聞き取りなんてもっとむり。そんな状態でした。Vancouver Islandにある州立大学のECEプログラム(幼児教育学部)に入学したかったんですが、TOEFLのスコアがあと少し足りなかったので、最初はESLに通うことに。
TOEFLのスコアが少し足りないだけなので、ESLも1学期間通うくらいでいいだろうとたかをくくっていたのですが、実際は3学期間通うことに。それだけカナダの大学入学に求められる英語のレベルは高いということ。たとえTOEFLのスコアをクリアしていたとしても、実際の大学のクラスについていけなくて、ESLを同時進行で取っている生徒もたくさんいました。
無事に語学学校の最上級レベルを卒業して、ECEプログラムの入学試験にも受かり、晴れて大学一年生としての生活をスタートさせます。インターナショナルは私を含め2人。あとは全員カナダ人。しかももう一人の留学生は第二言語が英語ということもあり英語はペラペラ。私一人アウェー感が否めず。
ただ、この大学のECEコースは、1クラス25人程度の小さな規模なうえに、他の大学プログラムとは違って、取るコースなどはほぼ決められていて、クラスメート全員が同じクラスにいることが大半だったので、すぐにクラスメートとも打ち解け、分からない時などは助けてもらったりしてなんとか学生生活をのりきりました。でもこの大学生活は正直地獄のような日々でしたけど。いや良い意味でね☆
約2年のECEプログラムを無事に卒業。ECEフルライセンス(Basic, IT, SN)をゲット。最終実習先で運よく働かないかと言っていただき、そのまま就職。大学卒業後に出される就労ビザ(Post-graduate Work Permit)をゲットして働き始めました。めでたし。めでたし。
政府の認めている大学の2年以上のプログラムを卒業し、定められた職種で12ヶ月以上の就労経験があれば取得できるという永住権(移民カテゴリー:Canadian Experience Class)の存在を知り、申請に向けて書類を集め始める。IELTSのテストを受けたり、日本の無犯罪証明書を取得するため、日本の戸籍謄本の英語バージョンを取得するために領事館に行ったり、意外に時間のかかった書類集め。
無事に書類を集め終わり、申請書類を送付。
ポスグラビザが切れる間近ということで職場のボスの協力でワークビザ申請、無事に取得。このワークビザは、ポスグラのように自由にどこでも働けるわけではなく、サポートしてくれた職場のみでしか働けない。
し・か・し!!ワークパーミットが出たにも関わらず、バンクーバーへの引っ越しが決まる。というか、自分で引越そうと思って、そのころに求人を出していた保育所に片っ端から履歴書とカバーレター(志願書)を送り、自力でビザをサポートしてくれる職場を探し、無事に転職。ただただラッキーだった。
2011年末に移民審査通過の知らせが来ていたので、そのお知らせを持ってカナダとアメリカの国境まで行き、無事にランディング。そして永住権を取得。
私の保育士資格・カナダ永住権取得までの道のりはこんな感じ。私の場合、申請してから何段階か踏むステップの際にすぐにアクションを起こさず、無駄な待機時間があったので、それを除くと実質1年もかからずに永住権が取れています。当時の待ち時間が確か申請してから9~10か月だったので、それくらいで取れていたと思います。ただ、今は当時よりは少しハードルは上がっている・・・かもしれませんが、時間がかかろうとも取れないことはないです。
そして、留学に関して・・・心配になるのが英語力と金銭面だと思います。
英語力がないから、お金がないからと諦める人もいると思います。ただ、私も英語力は足りなかったし(ほんと、今思い出しても恥ずかしいくらいぜんっぜんしゃべれなかった!!)、お金なんて一切ありませんでした。
ただ、英語力に関しては、大学ではなくコミュニティーカレッジなどのインターナショナルは多いけど比較的求められる英語力の低めの学校を選ぶこともオプションの一つだと思います。卒業して取得できるライセンスはどの学校を卒業しても同じなので、英語力に自信がないという方はまずコミュニティカレッジから始めてもいいでしょう。
そして金銭面に関して。まずこちらの大学に通うことを視野に入れている高校生の方たちには、日本の「海外留学生用」の奨学金(返済義務有)があることを知ってもらいたい。私もこの制度を利用して、日本から奨学金をもらいながらカナダの大学に通いました。そして、こちらの現地大学では留学生用の返済不要の奨学金・賞与金がたくさん用意されています。数百ドルのものから数千ドルのものまでさまざまです。しかも、数百ドルのものに関して言うと、比較的簡単に取れるので、そういったものに挑戦してみるのも良いと思います。そしてさらにうれしいことに、条件付きでアルバイトのできるビザの対象教育機関が増えるということで、学校に行きながら働いて費用を抑えることも夢ではなくなりそうです。なので、費用面で不安を抱いている人には追い風になるかと思います。
このように、不安点を解消するための方法はいくつもあるので、トライする前に諦めないで、まずは前向きに考えてください!そして、次に相談!プロに相談して、周りの人に相談して、とにかく自分の中で完結するまえにその不安を相談してみてください☆そうすれば何か解決策がみつかるかもしれません!私も、だめもとでプロに相談し、親に相談し留学を勝ち取りました!そして今はこうしてカナダで働けています。一緒に夢叶えましょうー☆
当サイト、ホイクペディアでは海外の保育園でのボランティアをご案内しています。現地保育園との関係を強みに、現役保育士が紹介できると判断した保育園でボランティアができるので安心です!保育士経験のない方はもちろん、既に保育士の方にも、海外の保育園でボランティア体験を通して、カナダの幼児教育を知る良いきっかけになると思うので是非!
とっても長くなってしまいましたが、今日はこのへんで