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Back to school!! たくさんの新入生がやってきました!

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皆さん、こんにちは。カナダの日本人保育士Tomokaです。

9月に入り、カナダは今日が9月最終日。この9月は何かとバタバタしておりました。といいますのも、8月に大半の子どもたちが卒業、または違うデイケアに行くことになり、その分この9月にたくさんの新入生を歓迎いたしました。

今回は日本と違う新入生を迎え入れる様子をお伝えしようと思います。

入学式はあるの?初めての登園日

日本の幼稚園や保育園は、入園式というのがありますよね。『第○○会 □□幼稚園入園式』と書いた看板が立ててあって、子どもたちを並ばせて記念撮影したり、新しい担任の先生を紹介してクラスごとに写真を撮ったり、子どもたちにとっても保護者にとっても記念日になるような一つの大きな行事ですよね。

 

一方でカナダ・バンクーバーのデイケアですが。

あくまでも私は聞いたことがありません(笑)。日本語幼稚園では卒園式はやると聞いたことはあるのですが、入園式はどうなんでしょうね。

ちなみに今年は9月1日が日曜日で、9月2日が祝日だったので、初登園は9月3日になります。ここで私の今年の初登園日のエピソードをお話ししましょう。今回たくさんの新入生を迎えることになり、私の勤め先でも新たにもう一人保育士さんが雇われました。しかし、初登園日の週だけ新しい保育士さんの家庭の事情でオープン時に出勤することができず、私一人で対応することになりました。

さて、どうなったのかと言いますと…軽くパニック状態でした(笑)。というのも、新入生全員の登園時間を一緒の時間に設定されていた為に、一家族ごとに対応しなければいけなかった私は、新入生全員列を作って待ってもらう羽目になりました…。この日が新入生にとっては初登園ですので、保護者が持ち物全部持ってこられるんですよね。日本の幼稚園に比べると、持ち物自体は少ないのですが、すべての持ち物に名前を書いてくれているかの確認や、持ち物の中身の確認をその時は私一人でしなければいけませんでした。新入生と保護者は列を作って待ってもらっていましたし、登園している子どもたちは中で待ってもらっていましたけれど、新入生の子どもたちの中には勝手におもちゃをあちこち広げてしまう子どももいましたので…ものすごいことになっていました(笑)。

ちなみに、新入生の子どもたちの持ち物は、上靴、大量の替え様おむつ、お尻ふき、日焼け止め、着替え一式、レインコート、お昼寝セット、水筒、お弁当など。また、その日に保護者からたくさんの書類も預かります。緊急連絡先を書いた紙や健康に関する書類などですね。

そんな感じで、入園式はなくバタバタとやってきて「あっ、新学期が始まった」と感じる印象です。

 

9月は保育士も子どもたちもドキドキの毎日

9月3週目くらいになると全然ドキドキも緊張もなかったりするのですが、1週目や2週目は何かとたくさんの配慮が必要になってきます。特に2歳半で入園した子どもたちの中には緊張してお昼寝ができなかったり、保護者が恋しくて大泣きしたりする子もいたりします。またカナダの場合、英語ではない違う言語を話す家庭も少なからずありますので、言葉の壁にぶち当たることも珍しくありません。そういう子どもたちには、なるべくゆっくり簡単な英語を話すように心がけなければいけません。

なので、「英語が心配でカナダで保育士できるかわからない…」って思っているそこのあなた(笑)!カナダでは2歳半~5歳の子どもたちもそういう環境でがんばっていますので、子どもたちと一緒にがんばろうって思えてきますよ。ちなみに、私の勤め先にも全く英語がわからなかった子どもが一人いるのですが、いつの間にか”I went to pee already.(もうおしっこしてきたよ)”って言えるようになってた時はびっくりしました。その子は今も英語が完ぺきではなく、オウム返しすることもたくさんありますが、そのうち私の英語力をぽーんっと超えちゃうんだろうなと思っています。

 

まとめ

日本は家庭訪問に行ったり、場合によっては違う園からの引継ぎがあったりと何かと準備が丁寧な感じだと思うのですが、カナダはその場で対応する!って印象です。でも、その日バタバタしていたら助けてくれる保護者や年齢の高い子どもたちなんかは助けてくれたりするのがとてもありがたかったりします。

というわけでですね、新しい1年もまたがんばります。

この記事を書いた人
日本では小学校教諭8年。ずっと子どもたちと関わる仕事をしています。COSカナダ留学サポートデスクとの出会いはホイクペディアで活躍している海外保育士さんのブログがきっかけ。持ち前の決断力と行動力で小学校教諭を退職してからの30代でバンクーバーに留学。保育士免許書き換えと現地のカレッジ履修を通してBC州の保育士免許を取得。ホイクペディアの他自身のサイト「カナダで保育士奮闘中」も運営中。
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