皆さん、こんにちは。今日もブログを読みに来てくださりありがとうございます。カナダの保育士Tomokaです。
日本は10月の初旬はまだ暑い日が何日かあるかと思います。ここカナダはもうすでに寒く、ヒートテックを着ないといけない日も何日かありました。カナダはあまり秋の季節を楽しむことなく冬に突入する感じです。
さて、今日のテーマはThanksgiving Dayです。ちなみに、Thanksgiving Dayあたりから本格的な冬入りな感じがします。このThanksgiving Dayって日本に住んでいらっしゃる方はあまり馴染みがないと思うのですが、Thanksgiving Dayとは感謝祭のことです。
アメリカ合衆国とカナダの祝日のひとつ。Thanksgiving と略称されたり、あるいは七面鳥の日(Turkey Day)と呼んだりもする。アメリカでは11月の第4木曜日、カナダでは10月の第2月曜日になっている。日本のプロテスタントでは収穫感謝日と呼ぶ。
Wikipediaより引用
この「七面鳥の日」というのは理由がありまして、このThanksgiving Dayは七面鳥の丸焼きを食べるというのが伝統的だからです。
この写真のようにThanksgiving Weekendは家族や友だちと七面鳥の丸焼きを囲んでディナーしたりします。私はお友だちのお家にお呼ばれして、七面鳥の丸焼きをいただきました。
では、なぜ七面鳥を食べるのかと言いますと、諸説あるのですが、Thanksgiving Dayと言うのはアメリカにヨーロピアンが移り住んで、インディアンの助けを借りながらやっとの思いで迎えた最初の収穫をインディアンとともに祝った日を記念するアメリカの祝日です。このときの祝いで出てきたのが七面鳥だったと言われています。七面鳥は体が大きくたくさんの人たちが食べれるのと、他の動物より飼育期間が短いため安く流通していたからだそうです。しかもThanksgiving Dayの11月末と言うのも時期的にピッタリでした。カナダのThanksgiving Dayは10月第2月曜日ですが、アメリカは11月第4木曜日ですからね。
見たまんまなんですが、足の裏に茶色の絵の具を塗り、ターキーの身体に見立ててスタンプ。絵の具が乾いたら、目やくちばし、赤・黄・茶・オレンジなどで羽を作りターキーの頭の上に貼っていきます。足の裏を使うので、子どもの人数が多いデイケアでは少し大変かもしれませんが、完成するととても可愛いので、是非チャレンジしてみてください。
白い画用紙を丸く切ります。そこに、赤・黄の絵の具をフォークで写真のように描いていきます。何度も描いているうちに、赤と黄の絵具が混ざりオレンジになったりするので、色の変化も楽しめていいと思います。子どもたちは楽しそうにフォークで描いていました。絵の具が乾いたら、丸く切った茶色の画用紙を写真のように貼り、目とくちばしを貼り付けたら完成です。
Thanksgiving Dayは元々は宗教色が強かったそうなんですが、今ではどの家庭も当たり前のようにThanksgiving Dayをお祝いしています。カナダ人だけでなく、中国人やフランス人などカナダに住んでいる人はこの時期になるとお互い”Happy Thanksgiving”なんて言い合ったりしています。日本では馴染みがないThanksgiving、海外で保育士しているから味わうことができる素晴らしい行事の一つですね。