日本でも大人気のイベントハロウィン。大人気どころか、渋谷なんてすごい騒ぎですよね?笑
本場北米では、子どもたちが主役のイベント。カナダで私が経験したハロウィンの過ごし方をご紹介します。
10月には、多くの保育園がハロウィン向けた遠足に出かけます。
かぼちゃ畑に行ってジャック・オ・ランタン作りのためのかぼちゃを採ってくるのが定番♪
以前Tomokaさんがまとめてくださった記事があるので、こちらもご参照ください。→『Happy Halloween!!フィールドトリップでPumpkin Patchに行ってきました。』
仮装しなければハロウィンは始まりませんよね!保育園ではハロウィンなんてまだ程遠い時期でも、ハロウィンで何を着るのか話題に上ることもしばしば。ハロウィンパーティーの日は、みんな思い思いの衣装に身を包んで登園します。この衣装のクオリティーが本格的でびっくりします!
ちなみに、北米では8月の終わり頃にはハロウィンに向けたデコレーションなどがお店に陳列され始めます。そして9月にはハロウィン向けの大型コスチューム専門店が各所にオープンします。子ども向けの衣装はもちろん、大人のコスチュームもズラリです。
保育園のハロウィンパーティーでは、先生たちも仮装必須なので、毎年ちょっと大変です。笑
ピニャータは紙製のくす玉のことで、これを子どもたちが順番に棒で叩いて、くす玉が割れると中からお菓子や小さな玩具が飛び出してくるという仕組み。
お誕生日会などでもよく登場しますが、ハロウィンにも欠かせない一大エンターテインメントです!
ペーパーマシェという方法で、薄い紙を何層にも張り合わせてくす玉の部分を作り、中にお菓子を詰めます。このペーパーマシェの作業も子どもたちは大好きなので、率先してお手伝いしてくれます。
ポットラックとは、食べ物の持ち寄りパーティーのこと。保育園でパーティーを行う時は、このポットラックが欠かせません。
パーティーの準備段階で、ポットラック用に”Sing-up Sheet”と呼ばれるリストを設けて、親御さんたちに何を持ってくるか書いてもらいます。
どの家庭が何を持ってくるか分かるので、同じものばかり集まったりしないようにみんなで工夫します。
ハロウィン仕様のデコレーションを施したカップケーキなども並びます。「こんなに甘い物摂って大丈夫かな?」と心配にもなりますが、この日ばかりは、少しばかりヘルシーじゃなくても目をつむります。笑
“Trick or Treat”のフレーズはもう有名ですが、仮装してご近所のお家を訪ねて周り、お菓子をもらう、この行動を英語でなんというかご存知ですか?
そのままですね!笑
文中では、”Did you go trick or treating last night?” このように使われます。
さて、このTrick or Treating、だいたい夕方5時ころからちらほらTrick or Treatingをする子どもたちが出てきます。6時〜7時頃がピークになり、9時位まで続きます。私がホームステイをしていた時にTrick or Treatingされる側(=お菓子をあげる側)になったことが有るのですが、受け入れる側の気合の入りようにもびっくりしました!本当に大量にお菓子を用意します。沢山の子どもが来ることを想定しているので、「ごめん、お菓子もうなくなっちゃった…」なんてことのないように備えておくわけです。
ところでこのハロウィン、全員参加なの?と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。子どもが訪ねて来るかもしれない可能性のために、お菓子を用意して待っていなきゃいけないのかしら?と思われた方へ、ハロウィンのルールをご紹介します。
シンプルですね!かぼちゃが置いていないお家はそっとしておきましょう。
日本では、なかなかTrick or Treatingをする子どもたちの姿は見かけませんが、こちらではハロウィンの醍醐味です。ハロウィンが近くなると、スーパーなどでもTrick or Treting用の大きな箱詰めのお菓子のパッケージが多く売られるようになります。カナダでは日本のような丁寧な個包装がされたお菓子はあまり主流ではないのですが、ハロウィンの時期になると、個包装のお菓子が目立つようになります。
まさに “Trick or Treating用” ですね。
ハロウィンが過ぎると、街中がクリスマス色に入れ替わるので、年末感が一気に増します。子どもたちにとっては楽しいイベントが続いて嬉しいシーズン。私もつられてウキウキしてしまうシーズンです♪笑