皆さん、こんにちは。
ホイクペディアで海外保育の発信を始めて早4年となりますが先日、大阪城南短期大学の総合保育学科の皆様にカナダ保育についてのskype授業を行わせていただきました。日々の活動を認めてもらえたような気がして、とても嬉しい気持ちとなりましたので、皆さんとシェアさせていただければと思います!
事の始まりは2015年、現在大阪城南短期大学の総合保育学科にて教鞭をとられる丸目氏よりご連絡をいただきました。
当時、公立小学校でソーシャルワーカーとして働かれていた丸目氏は、平成 27 年度社会福祉士・精神保健福祉士海外研修・調査事業の一環として、その分野で先進国とされている、カナダ、バンクーバーに来られる事となりました。かねてより未就学児の早期問題発見と子育て支援の重要性を感じておられ、そちらの研究の一環として実際にて視察、調査を行う事となりました。その際に、弊社にて現地での保育園や、教育機関、行政機関へのインタビュー、視察のアレンジと通訳業務を引き受けさせていただいた事がきっかけとなります。
そんな児童教育に並々ならぬ情熱をお持ちの丸目先生から、今年から大阪城南短期大学にて保育のゼミを持つ事になった為、ぜひ、学生達にカナダの保育事情に関してお話をしてくれないかという連絡を頂き今回のskype授業となりました。
90分の時間で、カナダの保育の仕組み、免許の種類、労働環境や今後の需要等についてお話をさせていただいた後、弊社の保育ワークショップでインストラクターを務めるKimberlee先生に、カナダの保育について一問一答方式で質疑応答をさせていただきました。
Q.1園の近所から苦情(声や音がうるさいなど)がきますか?
Q.2日本人保育士と働いた事はありますか?
Q.3保育士に求められているものは何だと思いますか?
Q.4カナダではピアノを使った保育をどのくらいしていますか?
Q.5カナダの保育士さんの労働環境について
Q.6カナダの保育士さんはどんな服装で保育をしていますか?
保育士の卵だからこそ出てくる質問も多くいただき、皆さん真剣に話を聞いてもらっているのが印象的でした。Q.1やQ.4の質問に関しては、日本とカナダの保育環境の違いが出ているとKimberlee先生は驚いておりました。カナダでは、コミュニティーに根付いた保育環境ができており保育に集中できる環境が整っています。
バンクーバーでの保育研修を当大学の正式科目として採用したいという話をいただき、ホイクペディアでは今後も当大学と一緒にプランを練って行く予定です。
バンクーバーのあるBC州は保育士もまだまだ足りていなく、就労ビザや免許さえクリアしていれば本当に就職口はたくさんあります。一度働いてしまえば、就労ビザの延長や永住権の取得も狙いやすい職種です。日本で働く保育士の皆さん、また、海外での就職に興味がある皆様、ぜひカナダで保育士を検討されてみてはいかがでしょうか?
ホイクペディアでは免許書き換えのお手伝いや、保育学校のご案内もしておりますので、皆さんお気軽にお問い合わせください!