こんにちは。Tomokaです。さて、皆さんはバンクーバーってどんなイメージを持っていますか?
青い空に、広い海!街を囲む壮大な山々。街の中にたくさんの自然いっぱいの公園。自然と都会がバランスよく融合された素敵な街・バンクーバー!!まさに写真通りの素敵な街…なんですが!!
夏だけね(笑)!!!雨…!雨が多いんです…!!そんな書いている今日も一日中雨…!!バンクーバーの別名は「レインクーバー」。
レインクーバー、いや、バンクーバーは夏前後は雨が少なく、冬になるにつれて降水量が増えます。例年雪は降らないのですが、2016年冬はかなりたくさんの雪が降り、街中の交通網がマヒしました。今年ももしかしたら雪がたくさん降るかもしれませんね。大人たちにとっては大変だけど、子どもたちは雪が大好き!!雨ばかりでなく、今年も少しは雪が降ったらいいなって思っています。
では、そんな雨の多いレインクーバー…いやバンクーバーで子どもたちはどう過ごすのかを紹介したいと思います。
外に遊びに行きます!!
え??って思いますよね?…はい、本当に外に遊びに行くんです!!それはもう雨だろうが雪だろうが関係ありません。日本では考えられませんよね?私は小学校教師でしたが、雨の日は教室でトランプ遊びでした。例え雨が止んでても地面がぬかるんでいたら外遊びは禁止です。泥だらけになるのと、運動場がぐちゃぐちゃになるのとで。
それが、今私の勤めているデイケアでは、決まって10時45分~11時45分くらいまで外遊び。よっぽどの悪天候でない限り外に出ます。ちなみに、今までボランティアやアルバイト、実習でお世話になったデイケアでも外に遊びに行っていました。ただ、デイケアによって施設が違うので、外遊びの環境は違ってきます。gym(体育館)のあるデイケアでは、gymで遊んで、少し雨が小降りになったら外で遊ぶこともあるし、屋根付きの園庭があるデイケアでは天気に左右されずに外で遊べます。
私の勤めているデイケアは、gymも屋根付きの園庭もないので、それこそ雨対策して外に行くのですが、それはおそらくどのデイケアでもしていることだと思います。そして、gymや屋根付きの園庭で遊ぶ以外に近くのプレイグラウンドで元気に遊んだり、自然いっぱいの公園へお散歩に行ったりします。
雨の中でも元気に園庭で遊ぶ子どもたちなんですが、みんな雨対策ばっちりなんです。
全身つなぎのような格好ですが、“Muddy Buddy”マディバディと呼ばれる子ども用のつなぎになっている防水レインスーツで、服の上からすっぽり着ます。ポイントはズボンの裾を長靴の中に入れるんじゃなくて、外に出して被せること!!これで水たまりに飛び込んでも何しても中の服やソックスは濡れません。しかし、動きが激しい子はだんだんずり上がってきますけど(笑)。着せるのはちょっとめんどくさいんですが、大きい子は自分で着るように練習したら自分で着れますし、お願いしたら小さい子のヘルプをしてくれます。これに長靴とウォータプルーフのグローブやミトンをしたら完璧です!!
このMuddy Buddy(マディバディ)、最初はカッパのことを英単語でMuddy Buddyと言うのかとカナダのデイケアでボランティアを始めた時に本気で思っていたのですが(^^;)。辞書で調べても出てきませんでした。商品名がそのまま、つなぎ防水レインスーツを指すようになったみたいです。雨の季節は大活躍のMuddy Buddyです。これを着た子どもたちは可愛さ倍増しますよ。
ちなみに、外遊びの時間に雨が止んでいて地面が濡れていた場合、外へ公園へ行く時は保育士たちは大きなバスタオルを持って出ます。そのバスタオルで遊具を拭いて、「はい!!遊びに行っておいで~!!」ってなるんです(笑)。この雨の季節、子どもたちは濡れはしませんが泥だらけになっても元気に遊びます。雨だからって、室内にずっとこもることはあまりありません。
カナダに来て、つくづく日本との違いに驚くこともありますが、小さな体に少し大きめのMuddy Buddyを着て可愛さ倍増の子どもたちにキュンキュンしたり(笑)、これからの雨の季節を楽しもうと思います。