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カナダの保育士として働く私から見た日本とカナダのお正月の違い

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あけましておめでとうございます!カナダで保育士をしているmayです。
カナダの年末年始はあまり日常と変わらず、祝日なのは元旦のみ。
New year’s eveといって大晦日にカウントダウンイベントなど行く人も多くいますが、
日本のようにお正月に家族で集まるということは少なく、
家族が集まることはクリスマスに多いです。
 
私はというと、実は初めての有給休暇を取って、日本に帰ってきています。
カナダの保育園でのリアルなお正月は今年は体験していませんが、
この機会にカナダと日本のお正月の違いなどについて少しご紹介できればと思います!
 

カナダの保育園の年末年始の休暇

カナダの保育園はクリスマスから1〜2週間休みのところもあれば、
カレンダー通りに12/25(クリスマス)12/26(ボクシングデー)1/1(元旦)のみ
休みというところもあるようです。
今年は25と26が月火だったため、世間は4連休。
日本はサービス業以外の企業はGW、お盆、年末年始と長期休暇が3回あるところも
多いと思いますが、カナダの企業はそのような長期休暇はあまりありません。
(イースターが4連休、3連休が月に約1回ほどあります)
カレンダー通りの休みを採用している保育園では
年末年始を休暇にしようとすると有給を使うことになります。
 

広大な国カナダのカウントダウンの瞬間とは

時差があるため、同じ国の中でも4回ハッピーニューイヤーの瞬間があります。笑
日本は全国同じ時間のため、そういったこともないので感覚的によくわからないですよね。
パーティーなどに行く場合は、もちろんその土地の時間でカウントダウンをしますが
テレビなんかでは、どうなっているのか謎です。(うちにはテレビがないので・・)
 
そもそも時差があるって結構大変なことで、企業の営業時間(問い合わせなどしたいとき)は
その都市に基づいた時間で設定されていたりもするので、注意が必要。
赤ちゃんの誕生日もバンクーバー時間ではこの時間だけど、生まれた州の時間だったら・・
なんて色々考え出すとループにはまってしまいます。
話は少しそれましたが、バンクーバーはカナダの中でも一番最後に新年を迎えます。
時差のある国での年明けは、貴重な経験です。
 

カナダのお正月はどのような行事がある?


日本では除夜の鐘、年越しそば、初詣やおせちなどの大晦日&正月ならではのものがたくさんありますが
カナダではあまりありません。年賀状もありません。
その代わりクリスマスはカードを送ったりプレゼントを送ったりもするようですが。
そう考えると正直、お正月を祝う日本の文化は独特で素晴らしいなあと思います。
カナダの歴史自体が150年なので、文化自体がまだ育っていないということは確かなのですが、
逆に色々な国の人がいるカナダだからこそ、色々な正月の祝い方があり、
日本人の人たちは餅つき大会を行っていたり、初日の出を見に行ったりしています。
 

各国の文化によって違うハッピーニューイヤー

上記で述べたように、国や文化によって正月の祝い方が違うわけですが、
その中でもよく耳にするのがPersian new yearとChinese new year。
Persian new yearはイラン暦による新年。
イラン暦とは預言者であるムハンマドのヒジュラの年である622年を紀元とした暦で、
春分の日が元旦となるようです。
 
Chinese new yearはいわゆる旧暦の元旦。2月にあることが多く、
中国だけでなく韓国やシンガポールなどでもお祝いするよう。
日本もChinese new yearお祝いするよね?とよく聞かれますが
沖縄以外の地域は旧正月はあまりお祝いしない・・ですよね。
具体的にどのようなことをするかはわかりませんが、
Persian new yearやChinese new yearのときは、
その国の人々は休暇を取ってお祝いしたりする人も。
その他の国の人もHappy new yearとあいさつしたりもします。
 

2018年の私の抱負


英語で抱負のことはresolutionといいますが、私の今年の抱負は、
 
「日本の保育事情に対する知識を深め、改革に貢献できるようカナダの保育事情を発信していく」
「永住権取得に向けてカナダに住む人々に貢献できる保育士としてより成長していく」
 
です。
特に日本の保育事情について思ったのが、日本は
「保育園は早期教育を受ける場ではなく、母親が仕事に行くために子供を仕方なく預ける場」
という認識が一般的だなということ。
そのため日本の保育士さんたちも、教育者というよりはベビーシッターとして
見られており、社会的地位が上がらないのではないかなと思っています。
 
日本に住んでいないにしろ、日本はやはり母国で、
せっかくこうやって海外在住の保育士としてブログを書いているのもあり、
日本の保育事情を改革できるよう、微力ながらに貢献していけたらなと思っている次第です。
 
2018年もそのようなことを踏まえつつ、色々な情報を発信していきたいと思っているので、
皆様今年もよろしくお願い致します。

この記事を書いた人
カナダ・バンクーバー近郊にある公立大学Capilano Universityで保育を勉強。日本では広告業界で働いていたので保育関連の知識や経験はゼロでしたが、卒業後無事フルタイムの保育士として現地の保育園に就職しました。移住を目標にカナダへ来たので、次の目標は永住権取得。ビザや永住権に関するトピックにも触れながらカナダの保育についての生の情報をお届けします!
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