ホイクペディアをご覧の皆様、こんにちは。カナダの日本人保育士Tomokaです。私事ですが、先日お誕生日を迎え、職場の先生、子どもたち、そして保護者の皆様にまでお祝いをしてもらい、終日ウルウルしながら過ごしておりました。やはりいくつになりましても、お祝いされるというのは大変嬉しく有難いものですね。
さて、今回はお久しぶりにフェルトストーリーネタを書きたいと思います。私は小学生~高校生まで家庭科が不得意だったという大変不器用な人だったのですが、教育大学時代から小学校教師時代にかけて、なぜか得意になったという。ですので、フェルトストーリーを作るのがけっこう好きなんです。時間がなくてあまり作らないけれど、作り出したらずっと作っています。
今後、フェルトストーリーネタも投稿していくつもりです。というのも、もし今作る時間があるのなら絶対に今のうちから作り溜めしておいた方がいいです。いざという時使えますからね。
ちなみに、私は今のデイケアの面接時は自分から「サークルタイム披露します!!」と猛アピールして、フェルトストーリーも用意しました。面接時に披露するのもありだと思います。
皆さん、『3びきのくま』ってお話知っていますか?カナダではGoldilocks and the Three Bears(ゴルディロックスと3匹のくま)というタイトルのお話で、イギリスの有名な童話だそうです。
この絵本、幼少期にありました。たぶんトルストイの3びきのくまって日本でも有名なお話だと思います。
あらすじはこんな感じ。
むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが・・・
ではなく。
森の中を歩いていた女の子はある家を見つけます。鍵がかかっていなかったので中に入ると、キッチンには大きなお椀、中くらいのお椀、小さなお椀に入ったスープが。女の子は小さなお椀のスープをすっかり飲んでしまいます。そして、居間(いま)には、イスが三つありました。大きいイス、中くらいのイス、小さいイス。小さいイスは女の子にピッタリです。ゆらして遊んでいたら、イスがこわれて、女の子はしりもちをついてしまいました。隣の寝室には大きなベッド、中くらいのベッド、小さなベッドが。女の子は小さなベッドで眠ってしまいます。そこへ、散歩に出かけていた3匹のくまが帰ってきます。この家は大きなお父さんぐま、中くらいのお母さんぐま、小さな子どものくまの家だったのです。
そして、家が誰かに荒らされたのを知った3びきのくまは…。
この3びきのくまのそれぞれの反応が面白いのです。これをフェルトストーリーでぜひやってみてください。それぞれのくまたちのセリフも、少々おおげさに言ってみてください。子どもたちは大喜びのはず。
ちなみに、私はこのお話をデイケアで読んでみたところ、子どもたちはかなりウケていました。
こちらに英語版の動画も貼っておきますね。
カナダと日本で両国で人気のある物語もいくつかあります。ディズニー系童話(シンデレラや3匹のこぶた等)、エリックカールなどがそうですね。
そうそう。日本が誇る絵本作家の五味太郎さんの絵本が英語に翻訳されてカナダの本屋さんや図書館に置かれていたりもします。日本の絵本が世界でも読まれているとわかると、日本人として嬉しいと思うのは私だけではないですよね。
それでは、今後もフェルトストーリーについての記事も書いていきますね。