【保育士インタビュー】ワーホリが無くても現地就職!保育士資格書換え申請を行ったShokoさん | ホイクペディア | 海外保育士の留学情報サイト

【保育士インタビュー】ワーホリが無くても現地就職!保育士資格書換え申請を行ったShokoさん

Haruka

この記事を書いた人 Haruka
2019.12.17

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カナダの現役保育士インタビュー企画!今回は日本の保育士資格をカナダBC州のECE資格に書き換えて、ワーホリビザが使えない中、現地就職を果たしたShokoさんにインタビューさせていただきました!

Shokoさんのプロフィール
日本では保育士としての経験を10年お持ちのベテランです。保育士を始められた頃から海外に興味があり、過去の短期留学の経験を活かし、海外就職に挑戦することを決意。日本にいる間にカナダBC州のECE資格を取得後、見事にカナダの保育園から内定をもらい、現在はバンクーバーで保育士としてご活躍されています。

  • 日本の短期大学を卒業し、保育士資格・幼稚園教諭免許二種を取得。
  • 保育士資格書換え申請を行い、カナダのECE資格を取得。
  • ワーホリビザが使えない中、2年間有効な就労ビザを取得。
  • 現地の保育園から内定をもらい、現在バンクーバーで保育士として活躍中。

 

目次 (リンクから各項目にジャンプできます)

 

カナダに来ようと思ったきっかけは?

Shokoさん:日本の短大で保育士資格と幼稚園教諭免許を取得し、20歳からずっと保育士をしています。これまでに日本で3回職場が変わっているのですが、毎回留学のために退社しました。最初は新卒で3年間の保育士経験を積み、その後ワーホリを使って1年間バンクーバーに留学しました。帰国後は日本で就職したのち、1ヶ月間の短期留学でオーストラリアに行き、現地のプリスクール(幼稚園)でインターンシップをしました。その後日本に戻って再度就職しましたが、改めて海外に出ることを決意し、ワーホリが使えない中、どうのような手段があるかを調べ始めました。
 
Haruka:カナダにはいらっしゃったことがあるのですね!最初、ワーホリで行くことを決意されたきっかけはなんですか?

Shokoさん:新卒で就職して3年後、もともと英語を勉強していたこともあり、海外に行ってみたいという思いと、ずっと実家暮らしだったので、実家を出てみたいという気持ちがあって、ワーホリをすることを決めました。兄がカナダでワーホリをしていたので、私もカナダに決めました。
 

Haruka:ワーホリ中はお仕事をされていたんですか?

Shokoさん:保育園で補助として働いていました。最初に語学学校に通って、(*)TESOLの資格を取ったのですが、そのコースの一貫で現地の保育園で2週間の実習があったんです。その実習先の保育園で補助の仕事が決まりました。
(*)TESOL:Teaching English to Speakers of Other Languagesの略。英語が母国語ではない人達に、英語を教える為の資格。
 
Haruka:ワーホリの時からすでにカナダに残りたいという思いはあったのですか?

Shokoさん:「残れたらいいな」という気持ちもあったのですが、働いていた保育園では(*)就労ビザのスポンサーにはなれないと言われ、今思えば他にもカナダに残る方法はあったのかも知れませんが、当時はよく調べず帰国しました。
(*)就労ビザのスポンサー:就労ビザ申請を行う際に不可欠な、申請に協力してくれる雇用主のこと。

Haruka:当時は補助として働かれていて、カナダで有効なECE資格を持っていなかったことを考えると、保育園側もスポンサーにはなれなかったという事情かもしれませんね。
 

渡航準備について

Haruka:今回は保育士資格の書換え申請をされたとのことですが、実際に渡航されるまでにどれくらいの時間がかかりましたか?

Shokoさん:オーストラリアでのインターンシップ経験を経て一度日本に帰国しましたが、また英語環境で保育をしてみたいと思って方法を探し始めて・・・その頃から考えると4年は経過していますね。ふとカナダの保育士について調べていた時に、ホイクペディアのサイトを見て保育士資格が書換えられることを知りました。ホイクペディアと連絡を取り始めて、書換え申請を開始してから渡航するまでの時間は1年程でした。書換え申請は取得できない可能性もあると聞いていたので、日本にいる間にカナダのECE資格が取得できたことを確認してからカナダに渡航しました。
 

Haruka:その準備期間中、渡航資金はどれくらい準備されたのか教えていただけますか?

Shokoさん:海外就職に挑戦することを決めてから、3年間かけて200万円以上貯金しましたが、私の場合は日本で引越しをしたことなどもあり、結局渡航までにほとんど無くなってしまいました。ただ、書換えと就労ビザ申請の費用だけで考えると70万円くらいだったので、航空券や保険を含めても、カナダの渡航準備に直接的にかかったのは100万円ほどでした。渡航してからは現地での収入も見込めるので、私のように語学学校に通わなければ、100万円程度の予算でも渡航できると思います。
 

Haruka:英語への不安はなかったですか?ワーホリの経験が役立っている感じでしょうか?

Shokoさん:カナダのワーホリに行く前にも、日本で英語教室に通っていたことがあります。ただ英検やTOEICの勉強が主だったので、実践的な英語力はあまり無かったと思いますが、その英語教室を通じて、学生時代にオーストラリアでホームステイをさせてもらったこともあり、ごく簡単な日常会話程度の英語力は身に付いたと思います。
あとは、カナダのワーホリ中にTESOLを取得するための学校に2ヶ月通いましたが、授業が難しくて、その時が一番苦労しました。英語の勉強をしていたと思うのはその時くらいです。実際ワーホリを終えても英語力はまだまだでしたが、ワーホリのおかげで英語でコミュニケーションを取ることに抵抗はなくなったと思います。
 

お仕事さがしについて

Haruka:どのように現在のお仕事に就いたのですか?

Shokoさん:ホイクペディアの紹介です。日本にいる間にSkypeで保育園のオーナーとビデオ面接をして内定をもらい、就労ビザの申請をしました。今回渡航後に実際に保育園に訪問して、最終的に就職が決まりました。
 

Haruka:日本にいながらカナダから内定をもらうのはすごいですね!!面接で工夫したことはありますか?

Shokoさん:事前に面接でよく聞かれる質問をネットで調べておいて、これを聞かれたらどう答えるか、どんな英語を使うか、文章に起こしてシュミレーションしていました。それでも質問の意味が分からなくて聞き返す場面も有りましたが、「海外で就職したい!」という自分の思いを精一杯伝えました。それによってこのチャンスを掴むことができたと思います。
 

Haruka:就職活動以外で苦労したことはありますか?

Shokoさん:実際に渡航してから、現地の保育園で働くためにFirst Aid(応急手当の資格)を取得しなければいけなかったのですが、英語で2日間講義を受けなければならなかったので、それは大変でした。
 

日本とカナダの違い

生活面

Shokoさん:人付き合いのスタイルが違うと思います。日本では、コミュニケーションを取る上でも常に気遣いが必要なので、ちょっと考えすぎてしまうんですよね。「こう言ったら相手はどう思うかな」とか気にして、遠回しな表現になってしまう。逆にカナダはストレートに発言できる文化があるので、私はカナダの方が肌に合っているなと感じます。あとは、カナダでは失敗するも成功するも全て自分の責任なんだなって思います。日本だと、例えば自分の失敗で何か起こったときに、自分の失敗よりも周りにも迷惑をかけたことによる”責任”が大きくて、失敗がすごくネガティブなんですが、カナダの人は失敗してもネガティブになりすぎない気がします。人の失敗もそんなに責めないですし。
 
Haruka:生活する上で日本との違いは感じますか?

Shokoさん:生活費に関しては、私の住んでいた地域よりもバンクーバーの物価は高い印象です。でもその分給料も良いので、一人暮らしをしている感覚(収入と支出の割合)は日本とあまり変わらないです。
 

仕事面

Shokoさん:保育現場での大きな違いは、子どものサポートの仕方ですね。両方にいいところがありますが、日本は先生がリードするのに対して、カナダは子どもに考えさせます。日本では、集団行動に馴染めるように、基盤のレールを先生が引いてあげる感じ。カナダでは子どもの意志を尊重する声掛けが印象的です。
 
Haruka:仕事環境や待遇で日本との違いはありますか?

Shokoさん:カナダは書類作業が無いので、仕事量で比較すると日本との差は大きいですね。毎日定時で帰れるのも、日本では珍しいと思います。また、保育士の人数が多いからか、私が働いている保育園ではみんな週休3日制なんです。

Haruka:週休3日は嬉しいですね!週末休みに加えて平日にも1日お休みが基本なんて贅沢です。

Shokoさん:日本では保育士1人に対して受け持つ子どもの人数が多かったので、カナダに来て「保育士がいっぱいいるなぁ」って思いました。(笑)

Haruka:保育士1人に対しての子どもの人数が日本に比べ少なく定められているので、必然的にカナダの保育園では日本より保育士の数が多くなりますね!保育士の数が多いのは、子どもを預ける親にとっても安心ですね。

保育士1人が受け持つ子どもの人数(BC州規定)

  • 3-5歳:保育士1人に対して子ども8人まで
  • 0-2歳:保育士1人に対して子ども4人まで

 

今後の目標

Haruka:ワーホリも経て再度カナダに渡航した今、Shokoさんの将来の目標はなんですか?

Shokoさん:将来的にはITE(2歳以下を見る資格)やSNE(特別支援の資格)を取ることにも興味がありますが、まずは自分主導でクラスを持てるようになりたいです。今はまだ就職したばかりなので、一人の保育士としてもっと認められるようになりたいです。
 

Haruka:では最後に、これから留学を考えている人に何か伝えたいことはありますか?

Shokoさん:やってみたいと思っているんであれば、不安もあるだろうけど、進むのみです。実際に行動を起こすと色んな人と出会うし、助けてくれる人もいる。必ず方法はあるので、頑張ってほしいなと思います。私も未だに手探りですし、実際にやっていけるのか不安の方が大きかったのですが、なんとかなっています。あと、一つアドバイスするとすれば、私のワーホリの使い方はもったいなかったなぁと思うので、ワーホリビザで渡航を考えている方はよく計画することをおすすめします。

Haruka:ワーホリは私ももったいない使い方をしてしまった一人なので分かります!特に長期滞在・永住権を考える場合は、ワーホリを有効に使うことが結構カギになってきますもんね。

Shokoさん、今日は本当にありがとうございました!
 

お問い合わせ

Shokoさんには2017年11月にホイクペディアにお問い合わせいただき、今日までカナダの保育士就職について様々なご相談を頂きました。まさに保育士という感じのとても優しい人柄の方ですが、その中に秘めた行動力にいつも驚かされます。海外就職のために200万円以上貯められたことも、日本にいながらにしてカナダから内定をもらうまでの道のりも、様々大変なことは多かったと思いますが、こうして無事にカナダでご活躍されているShokoさんを応援できたこと、私たちもとても嬉しく思います!

 
今回、Shokoさんが海外就職に到るまでにご案内させていただいた主な項目は、①保育士資格書換え申請と、②就労ビザ申請の2つです。海外就職に興味があっても、ワーホリが使えずにお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ以下のページからホイクペディアにお問い合わせください!もちろん、ワーホリが使える方のご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください!

 
本日もホイクペディアのブログをご覧いただきどうもありがとうございました!

この記事を書いた人

Haruka

カナダBC州の専門学校を卒業し、保育士資格を取得。卒業後はカナダで保育士として働きながら、就労ビザ、永住権を取得。現在はホイクペディアのチャイルドケアアドバイザーとして、自身の経験を元にカナダの保育の良さを広めるために日々奮闘中。


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