皆さんこんにちは、カナダの大学で保育について勉強しているmayです!
カナダの保育園といえばサークルタイム!今日はサークルタイムについて詳しくお伝えできればと思います。
サークルタイムとは、複数の子供たちが集まって座り、一つのアクティビティをする時間のこと。先生と子供たちが円で囲うように座り、歌を歌ったり本を読んだりします。
毎日決められた時間にサークルタイムを行う園もあれば、特に決まりはなく頃合いをみて行う園も。時間も15分だったり1時間だったり様々です。また、サイエンス関連のアクティビティや音楽関連のアクティビティなどとカテゴリーごとにバランスよく行うところもあるようです。
「サークルタイムやるよー!」と声がけをして子供たちを集めます。ちなみに私の実習先では、私が「ストーリータイムやるよー!」(※うちの園ではサークルタイムではなくストーリータイムと呼んでいます)と言っても「I don’t want!」って返されることも。笑 そんな時にはぬいぐるみをちら見せして注意をひいたり、「ゲームもやるけど、本当にいいのー?」と言って誘惑したりもします。笑
冒頭で子供たちの注意をひくために歌をうたったりします。私が歌いだすと子供たちも一緒に歌いだします。ただ、ここで難しいのが、私英語の歌をあまり知らないということ・・!とりあえず日本で歌ってたような歌の英語バージョンを中心に歌詞を覚えて必死に歌っています。笑
例えば・・
「幸せなら手をたたこう」
「一郎さんの牧場で」
歌詞がわからなくてごまかしていても、子供たちが歌ってくれるので、なんとかなったり。笑 もちろん全部覚えて歌えるのが一番いいんですが!
フェルトストーリーとは、このようにフェルトの貼ってあるボードの上で、フェルトで作られたキャラクターを貼ってお話をすること。私も授業で一回作りましたが作るのが大変・・。でも子供たちはフェルトストーリー大好きです。
どんな絵本でもいいかと思いきや、そういうわけでもありません。長過ぎる本だと子供たちが飽きてしまうので文章が短い本を選んだり、ただ絵本を読むだけでなくその絵本から何が学べるかも考えて選ばないといけないので大変!本を読んだ後はディスカッション。子供たちにどう思ったかを投げかけたりして色々なことを学んでもらいます。
ちなみに私の学校では、実習中サークルタイムを最低週2回行わなくてはいけません。その度に図書館へ行ったりインターネットで検索して準備をするのですが、どんな本がいいか、どんな歌が簡単かわからなかったりして大変なので、絵本や歌の情報がたくさん載っているホイクペディアの姉妹サイト、幼児英語を参考にさせていただいたりもしています。笑
また、先日はCOS留学サポートデスクで開催されている保育ワークショップにも参加させていただき、現役保育士さんのフェルトストーリーを見せてもらったり、歌を教えてもらったりしました!
準備も大変ですが、実際にサークルタイムをしてみると、子供たちの集中力を持続させるのがこれまた難しいのがわかります。先輩保育士さんたちの技をみてはただただ感心する毎日・・。 本の読み方一つとっても緩急あって子供たちを引きつけたり、ちょっかいを出し合って遊び始める子供たちの注意を再度戻したり・・。これは練習あるのみだと思いますが、実習中に最大限力を伸ばせるように私もがんばりたいと思います!