日本で会社員だった経験がカナダで保育士になってマイナスに働いたこと

may

この記事を書いた人 may
2017.08.28

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こんにちは、カナダで保育士をしているmayです。
今日はちょっと深い話になりますが、今まで色々な保育園で働いていてきた中で、
日本で会社員として働いていたことがマイナスに働いたことが昔あったので、
ブログでシェアさせてもらえたらなと思います。
 
私は保育士になる前は日本の広告代理店で制作ディレクターとして
9年ちょっと働いていた会社員だったのですが、
カナダで保育士になるというのはあまりにもフィールドが違うので
逆に全く影響がないと思っていました。

保育士として働いてたある日の夕方、保育園に一本の電話がかかってきました。
その時室内には私を含め2人のスタッフと、7〜8人の1〜2歳児がいました。
その時一緒に室内にいた同僚は、子供がトイレに行くのを手伝っていたので、
最初は電話を無視していたのですが、同僚がトイレから出てきたので
「電話出るね」といって出ました。
 
電話は入園についての質問で、5分くらいかかりました。
電話しながら子供達を見てるから大丈夫と判断したのですが、
切ってから同僚が、「その電話は緊急だったの?」との一言。
私は、いや、緊急ではなかったと答えると、
「そしたら次から電話はでなくてもいいんじゃないかな、
この人数を私1人で見れないし、まだトイレの手伝いが必要な子もいたから」と言われました。
 
言われてみれば確かにそうで、電話してきた方は出なければまたかけ直してくるだろうし、
必要であれば留守番電話に入れるだろうし、
私たちの部屋も園庭に出ていれば電話に誰も出ない時間もある。
 
でもなぜか私はご丁寧に名前を聞いて折り返し先まで聞いてたんですね。
そりゃ時間もかかるはず。
 
その時は「そうだね、ごめんね。次からはそうする」と言って
その日一日を過ごしたのですが、
あとで色々考えてみると、私は電話にすぐ反応する傾向があって、
それは日本で会社員として働いていた経験から来てるということを気付かされました。
 
私が働いていた会社は、社員200人規模の中小企業でしたが、
若い人が多く、体育会系のノリの会社でした。
9時から6時の間は事務の人が電話に出てくれますが、
6時以降は新入社員が先輩より先に出なきゃいけませんでした。
お客様を待たせてはいけないので、ツーコール以内に出なければいけないというルールもありました。
新入社員が出ない時は年次の低い人が出なきゃいけないという暗黙のルールもあるため、
働き始めて数年たってからでも、常に電話の音に敏感でした。
 
また、電話に出た際は、お客様からの電話は必ず折り返しの電話を申し出て、
名前と電話番号を聞くというのが決まりでした。
そんな風土の会社で働いていたので、電話が長いこと鳴っていたのが気になってしまい、
スタッフが2人しか部屋にいないのに電話に出て、さらには折り返し先まで聞いてしまったのでした。
 
同僚はその時いいよと言ってくれたので、
この話はそこで終わりだったのですが、
このことは私の保育士人生の中で大きな出来事だったなと思います。
一番大事なことは、子どもたちの安全。
私が電話に出ている間に、誰かが椅子から落ちたりして怪我をするかもしれない。
おもちゃを取り合いして、喧嘩になるかもしれない。
今責任を持って預かっている子どもたちを第一に考えなければいけないなと
改めて考えさせられたのでした。
 
同時に、日本人に特にありがちな「お客様第一主義」。
いいことではありますし、もちろん出来る限りでその姿勢を
保つのは素晴らしいことですが、
お客様に過剰に反応するのは良くないなということを感じました。
 
というわけで、今後もより一層子どもたちに寄り添って
よりよい保育士になれるよう毎日勉強していきたいと思います。
 

この記事を書いた人

may

カナダ・バンクーバー近郊にある公立大学Capilano Universityで保育を勉強。日本では広告業界で働いていたので保育関連の知識や経験はゼロでしたが、卒業後無事フルタイムの保育士として現地の保育園に就職しました。移住を目標にカナダへ来たので、次の目標は永住権取得。ビザや永住権に関するトピックにも触れながらカナダの保育についての生の情報をお届けします!


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