「格闘ごっこ」を通して学ぶ、カナダで保育の勉強をするという大切さ

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May

この記事を書いた人 May
2016.12.22

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カナダで保育の勉強をしているmayです。期末の課題やテストでバタバタしておりましたが、やっと今セメスターも終わりました!私は今、保育士として週に10〜20時間ほど仕事をしながら学校へ行っているため、特に学期の後半は忙しくなりましたが無事に終えられてよかったです。学生をしながら保育士として働くことでいいなと思うのは、勉強したことがすぐ実践で活かせること。今学期にとっていた授業の中でChild development(子供の発達について)という授業があったのですが、その授業の中で「Rough & tumble play」というものを習いました。

Rough & tumble playとは

定義をするのが難しいのですが、「一見危なさそうに見えるけど、身体を使う遊びの一環で、身体的発育や社会的発育に良いとされている。」わ、わかりづらいですね・・笑 例をあげると、例えば男の子同士床で転がってもみ合いしたりする「格闘ごっこ」。この格闘ごっこは発育にいいとされており、身体のスキルをアップさせたり、どのくらいの力加減でやれば相手は痛くないかなどの社会性を学ぶ場であったりするのです。格闘ごっこだけではなく、例えば鬼ごっこや叩き合ったりしているのもRough and tumble playの一種。ここでのポイントは、「楽しそうにしているか」と「役割を交代しているか」です。例えば、一人の子供がもう一人をたたいていて、相手の子が嫌な顔をしていればそれはRough and tumble playではないですし、ある一人の子が毎回ある一定の子供をたたいていたらそれはRough and tumble playではありません。ちなみにRough and tumble playでけがをする子は本当に少ないそうです。子供たちも加減を知っていて、遊んでいると言えるでしょう。
 
そういう場面を見かけた場合、「Gentle!」(優しくしてね!)といって止めさせようとする保育園もあります。カナダの保育園でも、今までに怪我に至ることがあったので制している場合や、親御さんからのご要望などもあったりもするので園によって対応がまちまちなのですが、私も今まではある子供がもう一人をひっつかもうとしたら「Gentle!」と言って離させようとしていました。この授業の直後も臨時保育士としてある日とある保育園で働いていたとき、そのような場面に出くわしたので、とっさに「Gentle!」。そしたらそのとき一緒にいたスーパーバイザー(園長さん)が「大丈夫よ、少しくらいはそういう遊びがあった方がいいと、こないだ記事で読んだところだし」と私に言いました。まさに、私もちょうどRough and tumble playを授業で学んだばっかりだったにもかかわらず制してしまったので、その日は少し恥ずかしくなりつつ、ちゃんと助言してくれたスーパーバイザーに感謝をしました。
 
カナダで保育士として働いている人の中には、私のように保育アシスタントのライセンスだけで働いている人もいれば、保育学部のDegree(四年制大学の学位)やMaster(修士)を持っている人など様々。日本で保育士をしていた方だと日本の免許を書き換えてカナダで保育士として働かれている方もいることでしょう。働いてる場では学歴は関係ないといえど、やはり「学ぶ」ということは大事。
 
日本で保育の学校に通った場合、この「格闘ごっこ」についどう学ぶのか私はわからないのですが、例えば中国ではどう教育されるんだろう?幼児教育の進んでいると言われる北欧では?などと考えていったら、世界各国色々な教育方針があるのかもしれないなとも思ったり…。そう考えると現地の学校で現地の方針に沿った保育についてを学んだ上で働くということはやはり大切だなと思いました。
 
また、今回気づいたのが、園長先生のような地位のある方でも、日々知識を得ようと勉強をしているということ。一度保育士の仕事を始めた後でも学位や修士を取るために学校へ戻ってくる保育士さんは実はたくさんいるのですが、常に現状で満足せず、知識を高めていく努力をする人が多いのは結構感銘を受けています。
 
私も今は留学生という身分であることもあり学費が高いため、必要最低限にするつもりですが、いずれ永住権をとって学費も地元の人と同じ授業料になれば(笑)、また学校へ戻ってくるのも選択肢の一つかなと思っています。
 

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ノースバンクーバーにある公立大学Capilano UniversityでECEを勉強している現役大学生。日本の大学で国際文化を学んだあと広告業界で長年働いていたが2014年、旦那と二人で移住を目指しカナダへ渡航。今まで勉強したことのない保育というジャンルへのキャリアチェンジ、「30代からでも遅くない」という良き例になれるよう、勉学に励む日々を送っています。


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