海外での保育ボランティアを終えて

過去のボランティアさん

この記事を書いた人 過去のボランティアさん
2014.07.03

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1か月半海外のデイケアで保育ボランティアをさせて頂きました、Sakiです。
保育経験ゼロ・教育についてもよく分からなかった私がこのボランティアを通して、自分の気持ちが大きく変わったことにとて も驚いています。
初め理由から終了まで。

“なんとなく”から”必ず、絶対!”

になったすばらしいボランティア経験を綴っていきたいと思います。

 

●カナダの保育園

まず、こちらのデイケアに行って驚いたのが“クラスがない”ということです。
(あるところもあるのかな?)
日本の保育園は年齢ごとにクラス分けされていますよね。年齢に応じた遊び・教育ができる日本の仕組みとは違い、ひとつの空 間でそれぞれの行動を伺い・教育し・遊んでいるということ。
例えば、アートの時間はみんなが同じことをするのですが、年上の子はすぐ理解しさらにそれに工夫を加えようとします。

年下 の子は先生に教えられた通りにできるととても嬉しそうにしていました。
見ていてとても興味が湧く教育の場でした。

 

●園内

園内はおもちゃ・絵本・それにアート道具などたくさんのもので充実していました。
ですが、ひとつ思い出したこと…日本の園には体育館(お遊戯室)がある。
そこに行ったら自由に走り回れるし、体を動かして遊べる遊具(なわとび・跳び箱など)がある。雨の日はお外で遊べない分そ こで思いっきり遊ぶことができる。
しかしこちらは当然室内は走るの禁止。
わんぱくな子どもたちにとっては難しいことであり、何か物足りないのではないかな…なんていつも思っていました。

 

●アート

私が行っていたデイケアでは、アートに力を入れている模様。
壁にはいつも子ども達の作った作品があり・自分の夢が書かれていたり。最近では新しくガーデンを設けそこで植物を育てるた め、花・野菜の苗がひとり2カップずつテーブルの上に置いてあったり。
毎回興味津々で見ている私に、子どもたちが
“This is mine!”
“I made this one!”
なんて教えてくれてとっても嬉しかったです。
また私がアートに力を入れていることのいいなぁと思った点が、親が迎えに来た時にそれを見ることができるということ。絵な どは持ち帰ることができるということ。
“こんなことをしたんだ”、”こんなことができるようになったんだ”、と子どもの成長を知ることができる大切な場所だと感 じました。

 

●サークルタイム

先生がひとこと歌いだせばみんなで続けて歌いだし、絵本の読み聞かせでは聞くだけでなく手遊びをまじえたり。みんなが自由 に質問できていろんなことを発想して、本当にお話の中に入り込んでいるようでした。
印象的だったのがイースターの時のこと。
先生 : “絵本の中にイースターエッグが隠れています。見つけてくれる子はいるかな~?”
子ども達 : “Me!”
“I will!”
元気良く言葉が飛び交って、ひとりひとり呼ばれてエッグを見つけると先生が
J君はピンクとブルーのエッグを見つけました。”
Mちゃんはイエロー・グリーン・ピンクのエッグを見つけました。”
というように、何こあるかが問題ではなくそれぞれの個性を尊重しているように感じられました。
自由にのびのびと、発想を大事にしている考え方がとても素晴らしいと思えました。

 

●S for …?

お昼寝・スナックタイムのあと週に数回お勉強タイムがあります。
子どもたちが文字に触れる時間です。
毎回一文字ずつ学ぶのですが、そんなある日の文字は”S”。
先生が“S for…?”というと子どもたちは“S for Sofia!(お友達の名前)”,“S for Strawberry!”,”S for Sneak!”などたくさんのワードがでてくる、でてくる:)
そして先生が“What is the teacher’s name?”と私を見ながら言うと、みんなが”あ!”という顔をして笑顔で“S for teacher Saki~!”と答えてくれました。
それを答えた後テーブルに行き、4歳5歳の子は文字を書く練習、その他の子は文字に色を塗って文字の形を覚えていきます。

 

●英語で教えるということ
こちらのデイケアで働く限り、もちろん英語で良いこと・注意すること・全てのことを教えなければなりません。
先生の言葉に耳を傾けこういう状況の時はこうやって教えるんだ、と私も学びながら教える日々。
そこで本当によく聞いた言葉が
“It’s nice!good!” “I love your ○○○”
“What do you say?” “Walking,please.” “Sit down properly.”
など。
先生の国籍も様々ですが、子どもたちにも分かりやすくということであまり長文では褒めたり・説明・注意したりはしていませ んでした。
特によく教えていたのが“Yes,please.” , “No thank you.”
私もこちらに来たばかりであまり英語ができていない時、“Yes” , “No”で返答していたら、ホストファミリーが教えてくれたことばでした。
それだけ、お願いすること・ありがとうという気持ちも込めることが大事なんだと改めて実感しました。

今回のボランティアを通して、私は夢がひとつ増えました。
それは

– 日本に帰って子どもたちに英語を教えたい –

ということです。
はじめは人の役にたちたくて始めたボランティア。
J-SHINEという資格も留学を形に残したいと思って取ろうと考えていた資格。
それがいまでは、子ども達の成長の速さと学習力・吸収力、英語とぶつかって苦労したことで教育の大変さと素晴らしさを知る ことができ、日本の子ども達に英語を教えたらもっとこの喜びを私も感じることができるんじゃないか、と思うようになりました。
これから、今度はちゃんとした理由をもって帰国前に学校に通いJ-SHINE資格取得を目指します。

この素晴らしい機会と夢を与えてくださり、本当に感謝しています。
ありがとうございました。

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2014年以前に投稿頂いた記事は「過去のボランティアさん」の記事としてアーカイブさせていただいています。


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